いやーーやんごとなきところでは、夏休みにオランダへ
静養・・・という非常にゴージャスなニュースが飛び込んできたかと
思えば。
こんな記事を見つけました。
「最低賃金:人は時給608円で生きられるか
県労連4人が“実験” /青森」
どういうことかといいますと・・・・
青森の県労働組合総連合が今月1日から、時給608円という
全国最低の最低賃金で本当に生活できるのかを調べるため、
専従職員4人による1カ月間の「最低賃金生活体験」を行っているんだそう。
中間結果(19日現在)によると、
食事を冷や麦やカップめんなどで我慢し、
食費を極限まで削らないと生きていけない厳しい現実が浮き彫りになった
という事です。
05年度の都道府県別の最低賃金を見ると、
青森は岩手、秋田、沖縄など7県と並んで
最低額の608円。
最高額の東京都の714円、神奈川県の712円とは
100円以上も差が開いているんですって。
要するに「最低賃金では人間らしい生活は送れない」事を証明して
何とか時給を上げようという試みなわけです。
中間結果
40代の男性は、食事の回数を減らして空腹を
コーヒーでごまかしながらも、19日までの食費は2万1796円。
残額は3万8351円。
「ストレスが蓄積していく。これは最低賃金体験ではなく人体実験だ」
20代男性の主食は、特売で買った冷や麦。
飲み物はペットボトルに水を入れ、ジュース替わりにしているという。
30代女性は残額が既に4504円。
家族と同居しているため食費を極端に削れず、
「まだ携帯電話代を引いておらず、車のガソリンもなくなってきた」と
ほとんどギブアップ状態。
よくテレビの番組で「一ヶ月1万円の食費生活」みたいなの、やってますよね。
あれも相当な苦労が伴うっていうか・・
芸能人だから出来るっていう部分もあるかもしれません。
ただ実際に一般人が光熱費とか住居費を考えつつ「時給608円」で
生活すると言ったらそれはやっぱり無理なんでは
(でも一応やりくり上手な主婦さんをモニターにしてやってみるべき
だったかもしれません)
一方で「生活保護費の切り下げ」が決定したようですね
まさに「負け組の貧乏人は死んでしまえ」という事でしょうか?
日銀の福井総裁の年金が700万円だそうです。
資産が2億?奥さんのと合わせると莫大な財産になります
ワイドショーのコメンテーターが
「生活保護を受けられずに親を殺した人だっている世の中なのに
日銀の総裁ともあろう人がこんなことでいいのか」と
喝を入れていたようですが、
そのご意見ごもっとも。
でももう一方では
「海外ご静養?よかったよかった。これを前例に
どんどんおやりになれば」という意見もあるわけで・・・・
あーまた庶民のやっかみって言われそうなので止めます