さだまさしバトン

　土曜日にこんな電話がお友達からありました。

　「うちのＤＶＤデッキって再生しか出来ないの。だから

サッカーのイングランド戦とポルトガル戦全部録画して」

　「日本戦じゃないの？」

　「当たり前よっベッカム様のフィーゴの顔が見れるほうがいいの。

あの二人に見つめられたらもう何をされてもいいわーー」

・・・まあ・・世の中にはこのようにサッカーを楽しむ方法があるのねっ

 

ところで・・・

金魚様からバトンが回って来ましたーー

なんと　「さだまさし」バトンです

記憶を頼りに頑張ります
（といいつつこっそり彼のオフィシャルサイトを参考にしました）

 

１　とりあえず無条件で好きな曲を３つ。

「防人の詩」

「案山子」

「風に立つライオン」

 

２　元気になりたい時、聞きたい曲は？

「がんばらんば」

 

３　失恋した時に聞きたい曲は？

えーーっ　大学１年の時に一度だけ失恋しましたけど、その時は

マッチの「五月雨ＧＯＯＤＢＹＥ」聞いて一晩泣いたのよ

その時、こっそりお酒を差し入れしてくれたのがうちの旦那様でね・・

（あ・・関係ないね）

さだソングって失恋した時に聞くかなーー

いちおう「しあわせについて」にしておきます。（暗いっ）

 

４　眠る時に聞きたい曲は？

それはやっぱり「北の国から」よねーー

富良野にいる気分で安らかに眠りにつきます・・・・・

 

５　一人でドライブ中に聞きたい曲は？

うーん。免許ないので一人でドライブって・・・

そうねーーやっぱり「防人の詩」聞きながらどっぷり浸ります。

でなければ「療養所」とか「風に立つライオン」とかーー

ストーリー性のある歌を聴いて浸ります。

（運転してたら危ないんじゃないかしら？）

 

６　恋人とドライブ中に聞きたい曲は？

「パンプキンパイとシナモンティー」

でもいつもは宝塚の曲ばかり流してますけどね。

 

７　故郷を思い出す曲といえば？

やっぱり「案山子」かな・・でも、基本的にさださんの曲って

南国の香りがするんですよーー

ゆえにここはやっぱり「北の国から」かな・・・

あ、「オレゴンから愛」もいいよねーー

 

８　卒業式で聞きたい曲は？

ええっ卒業式なんて一体いるの話？

当時はねーーユーミンンの「卒業写真」とかーー

聖子ちゃんの「制服」だったのよーーー

（あ・・また関係なかった）

じゃあ・・・「木根川橋」ですね。

 

９　結婚式で使いたい・・または使った曲は？

えーーっと

私、自分の結婚式の時はＢＧＭは全曲自分で編集しました。

ほとんどチャゲアスの曲で・・・「ＬＯＶＥＳＯＮＧ」は盛り上がりますよ。

（またまた関係ない話が）

でも無論「親父の一番長い日」でしょうね

新婦の兄に歌ってもらいましょう。

 

１０　自分の子供に聞かせたい曲は？

「無縁坂」

「償い」

いやーー渋いっ母の思いを受け取っておくれーー

 

１１　カラオケで盛り上がりたい時歌う曲は？

「がんばらんば」

これしかありませーーーん

 

１２　落ち込んでいる友達を励ます時に贈る曲は？

「道化師のソネット」

笑ってよーー僕の為にーー

 

１３　青春と聞いて思い出す曲は？

「雨やどり」かなあ・・・・

私の青春時代にさださんはいなかったので・・・

（トシちゃんならいたけど・・・・）

 

１４　あなたのＳＰＲＩＮＧＳＯＮＧは？

春えーーー？難しすぎ。

「天までとどけ」？

 

１５　では夏の歌は？

「精霊流し」なーんかこれ聞くとヒロシマとかナガサキ

なのよねーーなぜか。

 

１６　秋の歌は？

「秋桜」

 

１７　冬の歌は？

冬？？「北の国から」しかないよねーー

 

１８　あなたの中のベストアルバムは？

アルバムってよくわからないの。ベスト盤なら持ってるけど。

 

１９　あなたの好きなトークネタは？

これまたごめんなさい。わかりません。

 

２０　このバトンを回したい人は？

どなたでもいいです。お願いします。

おかげさまで突如としてさださんの曲、全部聴いてみたく

なりましたよーー

 

 

吾が輩は主婦である

今日の朝日新聞にちょっと面白い記事が。

「吾が輩は主婦である」の中の台詞を引用しての

評論なんですが。

「少なくとも貴様の態度からは妻に対する

愛情は感じられなかった！みじんもだ！」

という台詞に対して、

「やりくりに熱中するあまり千円札の夏目漱石が乗り移ってしまった

主婦みどり。妻ではなく「漱石」として夫のたかしにこう説教する。その

的を得た指摘にたかしは深く深く反省する」

とした上で

「サッカーのことばかりでちっとも人の話を聞いちゃいないバカ旦那が

日本中、いや世界中で大発生しているであろう今日このごろ。

いっそジーコかベッケンバウアーにでも乗り移ってもらって

切々と説教し倒してやりたいものですね」

と結んでいます。

 

まあ確かにその通り。字数が限られている中ではこの程度で

おさめておくのがいいでしょう。

でも、私、この台詞を聞いた時、本当に目からうろこだったんですよね。

そもそもみどりに夏目漱石が乗り移ったのは、

たかしが勝手に会社をやめてプータローになったから。

マンションのローンを抱えつつどうやってやりくりしたらいいかと

みどりはノイローゼ状態に・・・そんな時だったわけなんですよ

 

で、漱石先生は「少しもみどりの事をいたわってない」と

言い切ったわけですね

たかしは一見優しい旦那様に見えますけど、その優しさの中にあるのは

「身勝手さ」（みどりの心情も考えずにＨしちゃおうと思うあたりとか）

なんですよ

愛情とか思いやりというのは、相手に伝わらないと意味がないって

事なのかもしれません

 

それともう一つ目からうろこだったシーンが・・・・

それが「やすこ」さんの家出事件に関して。

やすこさんは９年間もＥＤを抱える旦那ヒロシにうんざり。

「ちっとも愛してくれない」と怒るわけですが、そこでタカシがいうの。

「それはやすこ、お前の方が悪い」って。

やすこさんは結婚以来家事をした事がなく、夫を小間使い扱いに

してきたんですね

その理由は、元暴走族の夫があまりに「マイホームパパ」や

「家事万能夫」になってしまった事への不満からだったんですが。

そこでタカシがいうわけ。

「本当にヒロシを愛していたら、家事くらい出来るだろう？」と。

「愛する夫の為に部屋の中を綺麗にして

おいしい料理を作って・・・

そういう事をしたいと思うのが愛情ではないの？」とね。

 

実はそんな風に考えている人、多くありませんか？

「夫の為に家事・育児をする」のが愛情だと思っている奥さん達

ところが

漱石先生はきっぱり「それは違うぞ」と言い切ります。

「愛情を持つことと家事が得意な事は違う。メシを作るのは

そうしないと生きていけないからだ」って。

いわれて初めて「そういえば・・・そうよねーー」

なーーんかとっても心が軽くなったわけ

ヒロシはそれこそ並の奥さん以上に家事が得意な夫ですが

それは決して「やすこを愛しているから」やすこのために

やっているというわけではなく

「単なる家事が好きなだけーー得意なだけーー」

という論理になります

ヒロシはやすこをどついたタカシを思わずぶっとばして言います。

「やすこお前は何もしなくていいんだよーー」

 

まるで一昔前の流行歌

「♪そばにいてくれるだけでいい♪」

みたいでしょ？

 

そこで私は思わず

「そうなのよっ何もしなくてもいいから

愛してる。これが本当の愛情なのよっ」って。

言い訳みたいですけど、私は家事も育児も得意じゃないし、

全然好きになれません

うちの舅はそれこそ会うたびに

「夫婦の愛情が大切」といいますが、その言葉の意味は

「妻たるもの、夫に愛情があるなら部屋はいつもきちんと片付いて

無駄なものがなく、おかずは夫が一品多く、不平不満なんか

言う筈ない」

というもの。

じゃあ、夫の妻に対する愛情は・・・というと、まさしく

「仕事して稼ぐこと」これに他なりません

クドカンが書いたこのやすこ＆ひろしの夫婦関係と論理は

まさに本当の意味での「ジェンダーフリー」思想なのかもしれませんね。

 

でもこのドラマのおかげで、家事が苦手で嫌いな私でも

まだ存在価値があるのか・・・と、ほっとした次第です。