ちょっとこんな記事をみつけて笑ってしまいました。
「真矢みき鬼教官役は大人の醍醐味…
新人CA上戸彩をビシビシ鍛える」
私は見てないけど「アテンションプリーズ」の鬼教官役が見事にはまって
大人気だそうですね。
ご本人も
「うれしい反響が多くて。怖い役なのに。広く浅く友達がいますけど、
今回が一番、メールの量も多い。
心底まっとうしたい。
大人の醍醐(だいご)味がある役。最初に嫌われ役の
スタンスに身を置いている格好良さに引かれましたね」
と、おっしゃってます。
何でも彼女のお父さんが航空会社勤務で、ご親戚もそうだとか。
ゆえにもし宝塚に入らなかったらキャビンアテンダントになっていたという
お話も
それにしても・・・・
天海祐希といい、真矢みきといい、どうしてこう「怖い役」が似合うんでしょ。
やっぱりそこが元タカラジェンヌでトップスターだったゆえんなんでしょう
トップスターといえば組の頂点に立つ人ですし、
組長(やくざみたいだけど)が母ならトップは父?
世代の違う組子を80人も抱えてまとめていく手腕は
普通の根性では出来ないかもしれませんね
しかも
天海さんや真矢さんの、あの鋭い目つきと厳しい口調は
「音楽学校」仕込なのでは・・・と思われ・・・
ほら、よく宝塚音楽学校がテレビで映ると見る風景・・・
ガムテープで掃除している場面
廊下を直線的に小走りにあるくしぐさとか
上級生に叱られている図
これですよねーー
大昔、音楽学校の廊下に予科生がずらりと並ばされて
本科生に叱られて泣いているシーンを見たことがあるんですけど、
あの時「私に宝塚は無理だわーー」と挫折
だって・・・本当に怖かったんだもん
でも、タカラジェンヌにとってはこういう風景はおなじみのもの。
舞台に上がっても、誰かが遅刻したり、ドジったり休演したりすると
すべて連帯責任で下級生の長が
謝りに行かなくちゃいけない環境ですもんね
そういう事に、一つ一つ付き合って叱ったりたしなめたりするのが
いわゆるトップさんですからーーー
きっと「アテンションプリーズ」や「女王の教室」の怖さなんて
日常風景かもしれませんははっ
「踊る大捜査線THE MOVIE」でもこわーい管理官を演じていた
真矢みき。
そういう「きりっとぱきっとしゃきっとかっこよく」演じるのは
元男役ならではの特権ですね
とはいうものの・・・・
「素でやっているように思われがちなんだけど。
すごくつくってるんですよ。自分の性格にない部分。
でも、役ってありがたい。
役で培ったものが心臓を持った形で呼吸しだす。
自分に新たな部分が増えるよう」
ともおっしゃってます。どうみても「地」にしか見えないけど・・
頑張ってください