日が経つにつれて地震の被害が明らかになって来て、今回の地震は
本当に大きかったんだなと再認識しました。私が住んでいた場所も山なので
心配といえば心配です。
ファン・ジニ・・・ふたつの面影
チニはペンムに反抗して絶対に舞を舞わないと宣言
キムジョンハンは王命でソンドに滞在。朝鮮伝統の音楽などの
保存に力を注ぐ。
ピョクケスがミョンウオルを手に入れようと画策。
チニはメヒャンに舞を習う事にする。
あらゆる意味でチニっていうのは妓生の掟破りだと思うんですよ。
まず男性関係がない(これは極めて異例)、舞を舞わない。態度が
大きい。本当にこんな妓生がいたら大変だーーと思うんですが、
視聴者としては振り回される回りを見て面白いと感じてしまったりします。
特に妓生を差別する両班がやりこめられるのを見るのは楽しかったり
して。
チニはまだペンムを許してはいないようです。っていうか最後まで
こういう確執が続くんですよね
ペンムはチニの才能を開花させたい一身で恋を奪い、芸道だけを極め
させようとしたのけど、結局は失われた初恋の思い出があまりに強く
さすがのペンムもタジタジです
そのペンム行首とソンドに赴任してきたソン長官でしたっけ?
この二人にはその昔、色々あったみおたいで・・・これは最後にならないと
わからないのですが、「ええーーっ そうだったの?」みたいな。
ヒョングムはメヒャンのことを「冷酷な女性」と評しています。
野心家で地位があり、ペンム以上に厳しい女楽の行首なんですが、
後半、この人の性格が随分変わっています。今はペンムと敵対して
いるように見えますが、この二人には見えない友情があるんですね。
「ファン・ジニ」で唯一の不満があるとすれば、チニの相手になる
キム・ジョンハンがあまりハンサムでないこと。おまけに両班として
それなりに地位を持っているのに、いつも辞めたいとかぐずぐす言っている
結構情けない男です。
王様がなんでこの人をこんなに厚遇するのかよくわかりません
さっさと死んじゃったウノ君がかなりいい男だっただけに・・・
そして謎の男。いつもチニに付き従っている無名(ムミョン」だったかな?
この人って何がきっかけで教坊にいるのか一切語られない人ですけど
後半は重要人物になります(とはいっても、この人の扱いがかなり
中途半端で尻切れトンボだなあと思うんですが)
チニのコムンゴの弾き方って投げやりに見えるんですけど・・・・
バチで玄を叩いているって感じで、とても「弾いている」感じでは
ないですよねーー
楽器として扱っているのかどうか?楽士様の方が丁寧な感じがします。
でも日本では考えられないけど、当時の朝鮮は音楽や芸まで中国に
あれやこれや言われる立場だったとは・・・それでも中国の傘下に
いる方がいいと選択したんだもんね・・・
でも一層「舞を音楽を守らなければ」とキム・ジョンハンのような人が
登場するわけで。芸術に関する素養はアジア1かも。
日本は武道の方が尊ばれたから・・・・
今回も鮮やかなチマ・チョゴリが沢山出てきましたし、ピョクケス様の
真っ赤な韓服は目に鮮やかでした。あちらでは男性でも明るい色を
着ますが、日本ではあまり考えられないですね。
髪飾りもひすいやさんごがふんだんに使われていますけど、日本だと
さんごやめのうは輸入品。それに鼈甲が貴重品・・あとは細工の美しさで
見せるような感じですよね
女優さん達も毎回素敵な衣装を身につけられるので楽しかったでしょう。
でもあの・・・かつらは
重いなんてもんじゃないですよねっ よく首が折れないもんだと・・・
チニのハンパじゃない大きな鬘は大変そうです。
なんでちょうちょの髪飾りやノリゲが多いんでしょう?
誰か教えて・・・