ファン・ジニ・・・涙のわけ
チニを庇ったキム・ジョンハンは怪我をする。しかし、ペンムはこの
事を不問にふしてくれと懇願。
チニを怪我させようとしたのはプヨンの仲間だったが、プヨンその
人に疑いがかかってしまう。
チニは群舞がうまく出来ないので水くみをやらされる。
ピョクケスはキム・ジョンハンが教坊に泊まった事に激しく嫉妬し
何とかチニを自分のものにしようとしてタンシムを利用する。
舞の発表の時、チニはプヨンから嫌がらせを受ける。
敵同士である筈のペンムとメヒャンの関係が少しずつ変わって
きています。お互いライバルであるけれど心の底では認めあっています
よね。メヒャンがチニに下働きをさせていることも評価しているし。
下働きをする事によって「心を合わせる」という事を学んだチニ。
まさしく「ガラスの仮面」シーンでした
サブタイトルの「涙のわけ」には2つあるんですね。
一つは初恋を思い出すチニの涙。
そしてもう一つはピョクケスに利用されているだけと知ったタンシムの涙。
チニとタンシムは仲良しですが、これ以後、二人の心の交流は
全く描かれなくなります。二人ともお互いのことに忙しくなるというか。
それにしてもピョクケスはずるい奴だなあ・・・と思います。
絵に描いたような悪役ぶりには脱帽してしまうというか。
それに比べてキム・ジョンハンは優柔不断すぎるというか
今一つ「男性」として魅力がないんだよねーー
ここらへんから「芸事」と「恋愛」の両方を描く難しさが出てきます。
チニの激しい上昇志向とキム・ジョンハンとの恋愛がかみ合わなく
なっていくんですよね・・・・ 無理に恋愛を絡ませなくてもよかった
のにと思います。