絶対彼氏
ナイトは自分の感情を持った事で制御不能な状態に陥り、
度々熱を出すように。
ナイトは梨衣子が創志を好きな事を知り、それでも自分は彼女に
愛を尽くそうと誓う。
波切はナイトの状態を隠していた事がばれて会社に監禁。ナイトは
処分されることに。
梨衣子と創志にパリ留学の話が。喜ぶ二人。でも梨衣子はナイトを
心配して「留学できない」と引き返してしまう。
何だか今回は本当にウルウルしてしまったというか。
ナイトがいちいち梨衣子に「愛してるからね」とか「ありがとう」という度に
いじらしくて可哀想で・・・しくしく。
考えてみればナイトはピノキオのごとく、『人間』になっていたのですね。
体温上昇・・・つまり熱が出て看病されているシーンなんてまさに
人間じゃないと出来ないもの。
けれど、「ロボットに自我が出来たら危険」という考え方ももっともで。
「人を愛するロボットを作ったのであって、愛されたいロボットを
作ったのではない」うーん・・・その通りです でもナイトが可哀想。
ナイトは自分の調子が悪い事を知っていて、尚且つ梨衣子の側に
いれるだけいようとしているんですよね。
それって人間というよりペットの犬みたいにも見えて・・・
純粋だからよけいに悲しいのよ。
でもやっぱり創志君も捨てがたい。未来はやっぱり彼と・・・・
おせん
一升庵が取引をしている乾物屋で本枯れという鰹節が入らなくなる。
また製造も手間隙かかる割には利益にならずということで打ち切りに。
おせんは何とか本枯れの復活を願う。
「こんなうまいもの、どうしてみんな食べてくれねえのかな」と
本枯れ作っているおじさんは言ったけど・・・すみません。鰹節に
「荒節」「本枯れ」とある事すら知りませんでした
もう少し簡単に手に入り、(ついでにカンナも)安いのだったら
使うかも そのためにはやっぱり「食育」が必要でしょう
おせんちゃんみたいに小さい頃からお母さんに本物の味を
叩き込まれているならともかく、普通の人達は添加物たっぷりの安い
食材で育っているもの。
「受け継いで繋ぐ」事がもっとも重要だとおせんちゃんのお母さんは
言いました。
これは「伝統」に置き換えてのメッセージですよね。
やっぱり古くからの伝統の味、工芸、所作、思想などは受け継いで
繋いでいかないといけないのです。それが民族の使命です
「子供を産む」という事も同じだと思いますが、そういった普通のことが
出来なくなっている昨今の事情・・・悲しいです。
鰹節一つにここまで手間隙かかっていた事に驚きました。
もっともっとそういうことを知ったら、日本の食生活も変わるのでは?