やたらパンダ来日と盛り上がっているのはテレ朝さんだけでしょうか?
ちょっとうざいんですが・・・・・昨日も今日も
そもそも今、中国と微妙な関係の時にあえて輸送料だけで1億円もかかるパンダを
つれてくる事に意義があるんでしょうか
上野動物園の入場者数を増やしたい・・・だけじゃない
確かに30数年前のカンカンとランランが来た時はフィーバーしましたよ。
仙台にいたってその空気は感じていたし、その年の夏かな・・上野動物園に初めて
行ってちらりとパンダを見ましたから
ちらり・・・っていうのは一斉に並んで立ち止まっちゃいけなかったからなの。
その時の感想は「ぬいぐるみ」って感じで。あまり動かなかったしなあ
それよりポニーに乗れた事のほうが嬉しかったかも。
その当時はネットもないし、パンダってすごく珍しかったし・・・でも、今は実際に触れる
事は出来なくても映像でいくらでも見る事が出来る存在よね。
今回は飛行機の温度調整やらなにやらとにかく、パンダ様にストレスをかけちゃ
いけないっ ってんで大層な気の使いよう。
レンタル料が年間・・・8000万?餌代はいくら?パンダ舎は床暖房だっけ?
他の動物様に比べると別格扱いですが、このご時世にそれをやられると、何だか
複雑な気分。
そんな中、テレ朝さんがせっせとワイドショーで中国から中継して、大昔のパンダ
映像まで引っ張り出して「感動と興奮」を届けようとしているのですが、他に意図が
ありそうで・・・・嫌な気分です
まあ、上野界隈は「熱烈歓迎パンダ様」の横断幕掲げて盛り上がる・・・それは
しょうがないことだと思うけど、あの頃のようにそれが全国ネットで広がるかどうか・・・
それは疑問ですわーーー
たけしのIQ200 世界の天才が日本を救う
ちょっと興味があって見てみました
目玉はサンデル教授のお話だと思うんですが、私、教育テレビのサンデル教授の
番組は知っていましたが見た事はなかったので
大変興味深く教授の話を聞きました。
勿論、他の方々の提案する「日本を救う方法」も見ましたけど、あまり現実的じゃ
なかったような? 例えば
政治家の汚職をなくす為にはタレント議員を採用する
これは「タレント議員なら元々金持ちなのでお金に執着しないだろう」という話で。
シュワちゃんやレーガン大統領を引き合いに出して
「知識よりもアピールと交渉術」の方が大事って話です
これは韓国の天才少年の案ですが・・・・どう思います?
東国原前知事などはそういう意味では日本の代表的な存在ですよね。
石原都知事や橋下知事、森田知事等・・・・じゃあ、タレント総理がいてもいいのかしら?
少子化対策 → 結婚相手を親が決める
これは人は選択肢が多すぎると選べなくなるという心理学的見地から
「お見合い」を勧め、ある程度の選択肢から選べば婚姻率も上がるだろうというもの。
確かにそうかもねーー 昔の日本は子供が年頃になったらさっさと結婚させてた
わけだし でも抵抗ありそうな。
少子高齢化対策 → 国民一人当たり10万円を配る
財源は所得税と消費税で全ての国民に10万づつ配り、年金制度等を廃止する。
そうなると家族が多ければ多い程お金が増えるので少子化が止まる。
北欧で実践されている「ゆりかごから墓場まで」対策と同じですね。
これってやってみる価値があるかも
サンデル教授のお話
全部は覚えてないけど・・・とっかかりは「八百長」でした。
八百長はいけない事ですか?
いけないと思う人 → スポーツの公平性が保たれないのでいけない事
信頼をなくす。
許せると思う人 → 相撲は神事の一つで八百長も伝統の一つとして考える
なら許すべき。
武士の情けで負けが込んでいる人を助ける八百長はよい事。
そこで内藤チャンプとさくらまやちゃんを腕相撲させて内藤チャンプが負けました。
今の勝負、八百長だと思いますか?
大人と子供の腕相撲と相撲の八百長では何が違うのですか?
それは思いやりである → まやちゃんに聞く。
「わざと負けて貰って嬉しかったですか?」
「最初はショックだったけど嬉しかった」
目的によっては許される嘘もあるのではないか・・・・・
政治家が公約を破ってはいけない?
許されない → 国民への誠意
許される → 柔軟でいい
家族が大学入試でカンニングした場合
大学に通報するか → 社会に反した責任を背負うつもりで通報
通報できない → 大切な家族を守る為に嘘をつく
どちらも家族の為を思って下した決断。「八百長はいけない」と言った人でも
腕相撲の例やカンニングの例を見る限り「許される嘘」もあるのではないかと。
たけしの映画を見てつまらなかった・・本人に何というか?
思いやって嘘をつく人 → 感動しました
社交辞令 → 個人的には面白かったけど・・・
嘘ではないが言い方を変えた → あんな映画は見た事がない
エマニュエル・カント
「嘘は絶対にいけない。しかし嘘をつく事と誤解を
与える言い方をする事は違う」
・・・注意深く言葉を選んで嘘をつかずに相手を思いやる気持ちが大事。
そんな風に考えると、たとえば八百長の場合、あったかどうかよりも、公にして
しまった事が問題になったのではないかと
相撲における八百長が「思いやりの嘘」であるなら、わからないようにすべきだった
わけで・・・・ばらした人達の罪は重いかも
もう一つの「5人の命と引き換えに一人を殺せるか」という話はかなり難しくて
結論が出なかったように思います。
どっちにしてもサンデル教授の話は面白い