見ないからいいという問題ではないんでしょう。
雪組 梅田劇場公演作品は・・・・
ハウ・トゥ・サクシード
潤色・演出・・・酒井澄夫
主演・・・音月桂
公演期間・・・7月1日ー17日
星組の「ノバ・ボサ・ノバ」を博多座まで持っていくのもちょっと異常ではありますが
よりによって雪組で「ハウ・トゥ・サクシード」ですか?
思いつかなかったなあ (いい意味じゃなくて)
ヒロインは誰が?メモカちゃん?
っていうか、版権が取れれば何でもいいんじゃないの?海外ミュージカルなら。
1996年は宝塚でいうなら「海外ミュージカル上演」の年でした。
花組・・・・ハウ・トゥ・サクシード
月組・・・CANCAN
雪組・星組・・・エリザベート
だったわけです。私はこの年は月・雪・星を見て花組は見てません。
というのも当時、真矢みき率いる花組には全く興味なかったし?
相手役の純名理沙との相性が悪い事などが取り沙汰されて、結局純名はこの
作品で退団したんでした
「CANCAN」は最高に面白い作品で、久世星佳の歌唱力と風花舞のダンスが
光っていたし、真琴つばさや姿月あさと・樹里咲穂・成瀬こうき・大空祐飛・水夏希
等々の男役面々が光ること光ること
初舞台生もいたから舞台上の人数は今じゃ考えられない程一杯いて、
観劇した日は興奮して眠れなくなった程。
雪・星の「エリザベート」は完成度が高く、まさに名作に出会えたっ
一路真輝のトート、花總まりのエリザベートに対する星の麻路さきトートに
白城あやかエリザベート・・・どちらも堪能させて頂きました。
この二つの作品に関しては評価も高かったと思います。
でも・・・「ハウ・トゥ・サクシード」はどうだったんだろう。
悪いけどあまり話題にならなかったような?
(まあ、話題の全てが「エリザベート」一色になってたから仕方ないけど)
真矢さんのフィンチ?1997年のTCAスペシャルでちらっと見たかも。
すごく軽いノリで演じていたなあ。
外での評価は・・・・内容的に時代に合わないんじゃないか?とか
ちょっと女性を差別するような台詞があるとか?
そんな風に捕らえられていて・・・それっきりってイメージが。
そんな作品をよりにもよって真面目タイプの音月にあてて、雪組で再演?
歌唱力は音月とまっつ頼り?
フィンチという役が真矢みきに合っていたとすれば、音月には合わないと思われ。
水君の時代にやるべきだったんじゃないかーーー?
海外ミュージカルは今の宝塚では霧矢にあてるべきでしょう
今、本当にこの作品がブロードウエイで再演されてて話題になってるの?
知ってる人、教えて頂戴。どうも信用できないなあ
ブロードウエイ作品の全てがそうだとは言わないけど、「ミーマイ」にしろ
「WSS」にしろ、どこか差別的な感じがして嫌だなと思う事があります。
宝塚基準にふさわしい演目をと思うんだけど、これが梅田だけで終わるとは
思えなくなってきました
誰かのお披露目とか言わないよね?