橋本会長が聖火リレーに関して
観覧は出来るけどマスク着用 拍手で応援
芸能人は一般からは離れたところを走る
点灯式は無観客
というようなガイドラインを出しました。
しかし、「選手たちにワクチン接種を積極的には求めない」けれども「安全安心な五輪」という矛盾した状態にはいまだ、納得できかねます。
今回の五輪問題で、日本は必死に「世界」に合わせようと努力しています。
世界的な価値観、世界的な常識、世界的な行動・・・でも、無理ばかりして自然ではない。
だからこそ、森前会長のような「ボロ」を出すことがあります
「女ってもんは話が長いよな」
「女はわきまえが必要だ」
と言われても、日本の中にいる女性達は実のところそんなに怒り狂ったり「差別」と決めつけたりしないんじゃないかなと思います。
むしろ完璧にスルーして次へいくというようなやり方、それが日本です。
何度も書きますが、女性閣僚が少ない=男女不平等ではないのです。
共産圏では女性閣僚や指導者が多いです。また軍隊などでも女性が沢山いますけど、実のところは陰で非常に酷い目にあっていたりするものです。
それに比べたら日本の「女性差別」なんて可愛いものかなと。
かつて、女性の労働時間は限られていました。
いわゆる「深夜労働」が禁じられていた時代があります。
私、これに関しては悪い制度ではないと思ったんですが、「男女平等」の理念からすれば「女性差別」になってしまい、撤廃されました。
「女性の保護」ではなく「差別」という考え方になったわけですね。
じゃあ、今の年金制度はどうでしょうか?
わりと女性優遇になっているって知っている方はしっています。
夫の扶養に入っている「第3号被保険者」は年金保険料を支払わないけど年金は貰える。フェミニストはこれを「男女不平等、女は甘えるな」といいますけど、出生率がゼロにならないのはこういう制度のおかげかなと思っています。
また、夫と10年以上年下の妻は、夫の年金開始と同時に一定の年金が支払われます。これまた女性優遇と言われるかもしれないけど、「産む性」である女性を保護することは、出生率の向上に役立つんじゃないかと。
こういう事にはあまり誰も何もいわないけど、ちょっと言葉で耳障りの悪いことを言われたからってすぐに「差別」と決めつけるのはどうかと。
しかし、世界はそうではない。
日本人は内心では「騒ぐほどのことなの?」と思っていたけど、街頭インタビューでは「許せないですよね」となるわけです。
世界がキャッシュレスに走り、〇〇ペイが普通になり、ビットコインが高騰する世界の中で「IT」に遅れた日本といいます。
日本人の中ではやっぱり「現金」こそが信用できるもの。
これは、外国のように大量の偽札に悩んだり強奪されたりというリスクにさらされていない日本という国情がある。
むしろキャッシュレスの方が知らないうちに情報を抜き取られるのではないかと恐怖を覚える。
中国でQRコードによる決済が普通だからって日本まで同じようにする必要はないと思います。
役所などで盛んにマイナンバーカードをお勧めしていますけど、これは確かに自分で確定申告したりする場合にはいいと思います。
でも個人情報をどこまで開示していいものかという矛盾も生まれ、このマイナンバーのおかげで「紙」書類が増えてしまったという大きな矛盾に直面しています。
東京五輪に話しを戻すと、日本人だって春までにコロナ感染者をゼロにする事は難しいと思っているでしょう。
3月7日の緊急事態宣言解除に向けて、より厳しくなってきた「制限」に黙って従うしかありません。毎日、きちんとマスクをつけて不要不急の外出を控え、飲食店は営業を制限している。
こんなに犠牲を払ってもやっぱりゼロにはならない。
元々このウイルスが中国という外国からやって来たことを知っていますから、日本人はより外国に扉を開くことを嫌がります(当然です)
今、都内の感染者が抑えられているのも水際で止めているおかげもあると。
けれど、バッハ会長も橋本会長も「五輪をやる」前提で物事を進めようとしている。日本人だから反対デモもせず、菅総理の「五輪はコロナに打ち勝った象徴」とという言葉も「そんなのありえない」と思いつつも黙っています。
だけど、心の奥底に「今はそっとして欲しい」と思っている国民感情を無視して五輪を開催することに何の意義があるのでしょうか?
誰も責任を取りたくないから五輪を止めると言わない。
だったら世界で同時に「東京は中止」「北京はボイコット」でいいじゃないですか。お金にまみれた五輪は見たくないし踊らされるものまっぴら。
・・・でもわかってくれないだろうな。