雪組がまた休演ですが、これは生徒の体調不良というよりは、やはり脅しとかテロの予告とか、そういった宝塚とは関係のない所からの嫌がらせがあるのではないかと。
8月16日から9月29日までの超長時間労働による過重な負荷と理不尽な叱責行為について。
振り移しの問題
振り移しとは・・・新人公演での振りやダンスを本公演の上級生から教わること
・短期間で行う事
・振り移しを復活させるかどうかについて、新人公演の演出家は振り移しをする必要なはないという立場だった。
演出家がそう言ってるんだから有愛きいは振り移しをしないと思っていたのに、上級生は「そうはいっても振り移しはやらないと。きっちりしないじゃないか」と叱責した。
遺族側の主張
「演出家がやらないと言っているのに、上級生が振り移しをやってきちんとやらないと怒るというのはパワハラである」
まず、「振り移し」という劇団特有のものがあります。
これは、新人公演というのは、ある意味、本役をなぞる事なので、まずは本役の振りを入れてから演出家と相談し自分なりに役作りをしていくものです。
特に盆やセリを使ったり、ダンスや歌い方等に関しては、きちんと本役から指導を受けて自分に叩きこまないと事故に繋がるし、評価されません。
これを演出・・田淵大輔がやらなくていい・・と本当に言ったのなら問題です。
じゃあ、下級生は誰に習ったらいいんでしょうか?
宝塚の稽古場風景を見ていると、演出家というより助演が稽古を見ているケースが多いです。じゃあ、本当の演出家は何をしているのかと言えば、舞台の設定や機械の動き方、曲の入れ方等、やる事が一杯あると思うんです。
新人公演の演出家はその点、もうちょっと新人に寄り添っていける筈ですが、振り移しをしなくていいとしたら、全部自分で教えなくてはいけなかったですよね?それが出来る環境だったかどうか。
つまり、第一番目には有愛きいに勘違いさせた演出家が悪いということになります。
演出家が「しなくていい」と言ったけど上級生は「そういうわけにはいかないでしょ」と振り移しを始めた。なぜか。それが普通のやり方だからです。
本来ならほっとけばよかったのに、それでは新人公演をやる組子が気の毒だったのでしょう。ゆえに振り移しをした。だけど下級生の覚えが悪かった。
その期の長は代表でダメ出しをされるのは、どの組でも同じです。それをしっかりと下級生に伝えて直していく作業があります。
有愛きい他新人公演メンバーは「振り移しやらなくていいって言ったのに、上級生がわざと虐める為に振り移しをやって勝手に怒ってる」と思ったのではないか。
その原因はコロナ禍で新人公演をやらない期間があった事です。
本来なら研1から新人公演に追われる毎日を送る筈が、ほんの1年でも楽な方向に行ってしまったんですね。だから、そこで「伝統」が途切れたし、下級生の上級生への見方も変わってしまったのではないか。
これを「パワハラ」と言えるでしょうか?
前回の「カジノロワイヤル」の新人公演の出来があまりよくなく、褒める所もないような状態だったらしく、上級生も何とかしなくちゃとある意味、切羽詰まっていたのかもしれません。だって、新人公演と言えどもチケット代は発生するし、出来が悪ければ回り回ってトップの責任になりますから。
お声がけの問題
お声がけとは・・下級生が一人ひとりの上級生に挨拶にいく。
遺族側の主張
「お声がけは非常な負担を強いる。有愛きいは、下級生がそれぞれ皆上級生に挨拶しないと管理責任を問われて叱責される。そういう事が続いたのでパワハラである」
これも昔テレビで見た事ありますが、新人公演で役を貰ったら、必ず本役の所に行って膝をつき「私は〇〇さんの役をさせて頂きます〇〇です。よろしくお願い致します」と挨拶をする。挨拶された方は「頑張ってね」と励ます。
先日も水夏希が言ってましたよね。新人公演の稽古の時、天海祐希がわざわざ帽子を貸してくれたと。
それが「お声がけ」で必ずやるもの。
それを怠った下級生がいたという事ですよね。
どうしてそういう事が起こるんでしょうか? 長の監督責任として「挨拶出来たか」と確認するのはお仕事の一つで負担とか過重労働とかいうものではない。
遺族の言い分は、あまりに自分に都合がよく、「伝統破壊」をもくろむ左翼のようです。
「雅子様は人格否定をされてきた」というのと同じです。
演出家が怠慢で不備でしっかり仕事をしなかった
これはあると思います。思いますが、それを何で有愛きいが一人で被害者ぶる必要があったでしょう?主役クラスは下級生ですから、「それぞれの期で互いをしっかり見て」と言えばすむことだったのに。
悪条件が重なり、課題を全うできず「なぜ出来ないんだ」と叱責をされた。続いた。
同じような事を何十年も下級生はやって来たわけで、有愛きいだけが大変だったわけではありません。娘の不甲斐なさを劇団のせいにするのは違うのでは?
これを類型すると、15のパワハラがあるという。しかし、劇団側は何一つ認めていない。
過重な労働を課したこととパワハラがあったかなかったかという事について、調査委員会は別物として扱っている。
遺族側の主張
「過大な負担、達成困難な課題を要求する事自体がパワハラである」
長時間労働=パワハラ
劇団側の考え・・・・ミス → 上級生が叱るのは当然ではないか
でも、睡眠時間もとれない中で繰り返し叱るのはパワハラ。
証言採用の方法が極めて示威的・独善的・非合理的である
アイロン事件で看護師がやけどの程度を決める事が出来るのか?
本人は「痛い」から関西の皮膚科に薬を求めたことや、母親が「皮膚が3センチもめくりあがった」
と何度も何度も調査委員会に訴えたが、調査委員会は全く取り上げなかった。
生徒が複数のパワハラの事実がであると証言しているが、それをパワハラと認めない姿勢。
調査委員会は生徒が証言した事も「伝聞証言」としている
「何度も嘘をついているんじゃないか」と上級生がしつこく聞く → パワハラ
報告書に書いてあることが全てパワハラなのに、パワハラと認めていない。
遺族側の主張
「調査報告書に書いてある事は一般的に見て全部パワハラである。しかし調査委員会は、「歌劇団特有の事情がある」として、だからこれはパワハラにあたらないと判断した事は間違っている」
それが絶対許せない。パワハラを認めて謝罪しなければ解決しない
今後の予定
12月の後半に今回の意見書に対して阪急がどういう対応をとるかの面談交渉
遺族側は劇団がパワハラを認める事に強く期待。
過重労働とパワハラが別問題な理由
今回の案件で、遺族側は「過重労働=パワハラ」と言っており、調査委員会は「別物」ととらえています。その違いは何なのでしょうか?
有愛きいの過重労働とは
新人公演の一時期、寝る暇がない程仕事に追われていた。
・自分に従わない下級生
・髪飾りを作り直す
・振り移し
・演出も考える
基本的に、劇団のスケジュールとしては「午後1時から10時までが拘束時間」です。
この時、本役は時間帯に従って歌、ダンス、演技の稽古をし、新人公演メンバーは抜擢されたもの以外は稽古をずっと見ている。それが仕事です。
無論、昼休みや休憩もあったと思います。
上級生のすることをみて「新人公演ではどうしたらいいか」と研究する時間です。
その前後、午前中と夜に恐らく「自主稽古」があったのでしょう。
それが本当は嫌だったのでは?
髪飾りを作るのは面倒、何でまつげを重ねないといけないの?老けて見えるってパワハラじゃね?って感じで、全部母親に愚痴のLINEを送っていたとしたら、それはもう私的な事で歌劇団としては「当たり前の事をスケジュールに従ってやっているのに、なぜついてこれないのか?だって長だろう?」となる。
つまり「過重労働」とは自分が作り出してしまった、自分が原因で睡眠時間を削らなければならなかったことなんです。
ではパワハラは?
大嫌いな天彩峰里が勝手に親切ぶってヘアアイロンで巻いたらやけどした
大嫌いな天彩峰里に「まつげは5枚使え」と言われた。ばっかじゃないの?
大嫌いな天彩峰里に「髪飾りを作り直し」と言われた
恐らく、これが一番。遺族が大変な恨みを持っているのは天彩峰里ただ一人で。
彼女から土下座謝罪でもない限り、許さへんと言う事です。
まるで慰安婦問題のように2年前に起こった事を今でも根に持って「だから娘は死んだ」と言っているのです。
これは私怨です。
まだ102期に一禾あおがいるのに、そっちの立場を一切考えずに「謝らない限りゆるさん。よくもうちの娘の額を焼いたな」ですよね。
「大したやけどじゃない」と言った看護師を執拗に貶めたり。
全ては「わざとな気がする」を証言としている所にある。
やけどは尾をひくもので、暫く痛いものだし、低温やけどの方が怖いのは知ってます。
何というか、他の組まで影響受けて休演したりという事が続けば営業妨害になるし、天彩峰里に関しては名誉棄損で訴えるべきと思います。
もう本当に裁判しかないですよ。
劇団が折れたらもう公演が出来なくなると思います。