自分が子育て真っ盛りの時は、早く解放されたいと思っていたのに、大きくなりきってしまうと、「子供が欲しい」と思っちゃう。矛盾しているなと思うけど、どこかで「育てる」って楽しいのかもと思ってる自分がいるんだなと。
そんな私にとって、台東区の4歳児、美輝ちゃんの中毒死には心が痛むというより、本当にこんな事があったのに、行政機関は何をしていたのかと真っ暗な気持ちです。
逮捕された細谷健一(43)と細谷志保(37歳)は、美輝ちゃんに向精神薬と不凍液を飲ませて殺した。
男の方は浅草にホテルを持つおぼっちゃま。
以前は流山にいたけど、そこでもしょっちゅう警察沙汰。
「子供を育てられない」と志保容疑者は訴えていたらしい。
それでも一時保護はしても、最終的に親元に帰した理由は何なのか。
この件で、本来は叩かれるべき事相がまるっきり話題にならない理由はなんなんでしょうね。
この夫婦はですね・・・随分長いこと思考停止になっていたんじゃないかと思います。
つまり現状が重くて辛すぎて、完全に頭が働かない状態。
ゆえに、避妊する事もせず、同意があったかどうかわからないけど、子供を作ってしまったという事ですね。
で、特に3人目の美輝ちゃんの事は「かわいくない」「産まなければよかった」と思っていたわけです。
多分に、その理由は「持ちたくて子供を持ったわけじゃない」
という事で、今風にすると夫による性的虐待の結果だったともいえるのです。
だったら、上2人も含めて養子に出すという手もあったのに、それをしなかったのは、単に「無知」だったからではないかと思います。
児童相談所は、生まれた子供にのみ意識がいくから、夫婦関係が本当はどうだったかとは考えない。
「あんなに仲悪いのに3人も子供持ってねえ」くらいは思っていたんじゃないでしょうか?
アメリカなら、夫婦喧嘩の時点で両親逮捕そして子供達は里子に出されると思いますが、日本ではどうしても「実の親」優先な所があって・・・そこだけは変わらないんですね。
で、志保容疑者なんですけど、もしかして統合失調症だったのではないかと思います。
何が原因で発症したのかわかりませんが、病院にもいかず、精神的に異常をきたしていったと思われます。
夫はそれを病気と思わなかったのでしょうか。
二人とも病院に行ったとは報道されてないですよね。
志保容疑者が海外から輸入していたオランザピンは統合失調症の薬で、もしかするとこれは自分用だったのかもしれません。
子供が子供ではなく、全く別なものに見えていたのかもしれませんし。
では6年前に不審死した夫の姉。
この人と主にトラブっていたのは、夫の方なのか妻の方なのか。
何となく妻の方っぽい。
ご近所もおかしいと思っていたし、児童相談所も「あの夫婦は問題」と考えていたけど、それでも何も出来なかった。
警察からすると、夫婦は「証拠がないけど殺人の容疑が・・」という疑いがあったわけで、そんな所に子供達が暮らしているのは絶対にダメな筈なのに。
逮捕された時、車椅子に乗って、苦しそうな感じだった志保容疑者って、発作でも起こしていたのか、もう完全に正気を失っているような気がしました。
ご近所の話で「奥さんはねえ・・・体調の波があるから」っていってたのを聞いて、あ・・・と思い出してしまいましたよ。
あの方も娘の為に薬を海外から直輸入してたんじゃなかったっけ?
しかも、娘のクラスメイトに「向精神薬を飲ませては」と提案したと言われています。
一般人には「向精神薬」なんて見ることもないし、触れることもないのに、それを海外から直輸入する頭はあるんだなと。
児童虐待はもう日常になっているからこそ、具体的にどういう対応をしているか、もっと知りたいですよね。
日テレ見てたら、あの夫婦はアパートの1室を別宅にしていたようですね。
夫は妻のフォローに回っていたと。
ますますわかんないなあ。