この親にしてこの子あり

　風邪ひいちゃって、昨日は一日寝ていました。パソコン禁止令が

出たので（誰からって・・ダディから）寂しくテレビばかり見ていたんです。

あーー退屈だけど、具合悪い一日でした

今日もまだ本調子ではないんですが・・・頑張ります

 

　みのもんたの「激ズバっ」　

 

昨日はずっと寝ているかテレビを見ているかだったんですが

みのさんの「激ズバっ」の夕張シーンは胸に迫りましたね。

炭鉱の為に死に物狂いで頑張ってきたのに、町そのものが破綻してしまうなんて。

お年寄りがこれからどうやって暮らしていくのか心配です

若い人達が町に残って頑張るのはいいけど、ニートやフリーターじゃないの？

成人式を頑張って成功させた彼女のような人達が一杯いればいいけど。

 

番組の構成はともかくとして、コメンテーターさん達の話の貧困さには

参りました・・・　ハマコーさんは喋りだすとみのさんに遮られるし

福島瑞穂さんは相変わらずのことしか言わないし、舛添さんは視聴者に

ケンカ売ってるとしか思えなかったし・・・

正直、税金の無駄遣いをこれだけ徹底邸的に暴いて見せても、今後どうするか

が具体的に語られなかった事が残念です

視聴者に丸投げっていうのかな・・・巷で話をしている人達の映像も出ましたが

どこか他人事のようで　

政務調査費の問題にしても、公共事業費の問題にしても、結局

「改革」を掲げて乗り込んだ人達がみんな「ミイラ取りがミイラ」になるから

解決しないんでしょう　利権はおいしすぎるもんね。

 

みのさんも、夕張市長にもっときちんとした答えを出させるくらいまで頑張って

欲しかったです　あれじゃ一方的な意見を言ったに過ぎないもの

政務調査費で漫画を買ったばかな奴にも徹底的に「言葉」で打撃を与える

くらいの語彙の持ち主っていないの？

テレビじゃそこまで出来ないの？　「激ズバッ」という割にはすっきり

しませんでしたっ

 

　そうでした。タイトルにつけた「この親にしてこの子あり」の意味ね。

これ、兄にバラバラにされた妹の両親の手記が公開されたというお話

これ読んで呆れた・・っていうか、きっとこの家族は一生反省もしないし

娘の死を悼みもしないんだろうなーー異常な家族だなと思ったの。

こういう親だから息子がこうなる・・典型

だって・・・殺されたのは娘なんですよ？しかも殺したのは息子。

さらにバラバラに切断されていたわけですよ

ちょっと考えるだけでもおぞましい・・・なんでうら若き娘が兄の手でそこまで

されないといけないって・・・普通は考えるでしょ。

 

それなのに・・・

「亜澄の他を顧みない自由奔放な性格と言動は、

家族から理解されていなかったのは事実です。

こうした亜澄の生活態度を見ているうちに、

亜澄と１歳しか違わない勇貴は、

妹が両親を悩ます元凶と思いこむようになったのではないか

と思います。

今となっては、なぜあの時、亜澄が「ごめんなさい」と

兄に謝ってくれなかったのか、

もし、謝ってさえいてくれれば兄も我に返り、

このような凶行には至らずに

済んだのではないか、と今更ながらせんない繰言を・・・」

 

まず、亜澄さんの日頃の言動や行いについての、やたら客観的な意見。

これは親が書いたのか・・と思う程他人事です

「家族に理解されていなかったのは事実です」まるで、両親は家族じゃない

みたいな書き方ではないですか

そして、まるで娘が悪かったから殺されたのだといわんばかりの

「兄に謝ってくれていたら・・」の件

呆れたのはここの部分ですよ・・・

普通、マスコミ及び視聴者は、自立して生活している娘よりも３浪もしている

勇貴容疑者の方が「両親を悩ます元凶」だと思っていたわけ

ところが、両親は歯科医になる為に何度も浪人している息子の方が、全く違う

道を選んだ娘よりも理解し、愛していたということになるわけですよね

 

この価値観の狭さはなんなわけ？

勇貴容疑者は「家族を悩ます元凶」を取り除いた英雄とでもいうのでしょうか？

どうやったらこのような価値観が生まれるのか、一度心理テストでもやって

欲しいわ・・・　私には理解できません。

きっと、この両親は刑務所で面会に行った時には「あなたは悪くない」とでも

言っていそうですよね　

・・・日本は本当にダメになってしまったんだなあ・・・と、つくづく思う文章でした。

 

浅草ふくまる旅館・東京タワー

　げほっ　げほっ　風邪ひいてしまいましたーー

苦しいよーー

 

　浅草ふくまる旅館　

今回のお話はアメリカから来たキャロルちゃんのお話。

事故で両親をなくしたキャロルは、元進駐軍だったおじいちゃんの残した

肩身の「あわせ貝」を手に浅草へやってきました

日本滞在中に出会った恋人から別れる時に貰ったもの。

キャロルはその恋人を探しに来たのです

で・・・おせっかいの大吉さん、よせばいいのにまたもちょっかいをだして。

「あわせ貝の片割れを持っている人いませんか？」と浅草中にビラを貼って

キャロルちゃんを助けたのです

その甲斐あって、見事に片割れを持つおばあちゃんが見つかりました

めでたしめでたし・・・・

ああ、ほっこりと涙・涙の結末でした

 

今回は何と言っても浅草の仲見世通りの柱という柱、屋根全体にビラを

貼ったスタッフの屈力に拍手

ほんの一瞬のシーンしか出なかったけど、あれだけビラを貼ったり

ぶら下げたりするのは大変だったろうなあ・・って

こういうちょっとした所のスタッフの頑張りが嬉しいですね

あわせ貝のお話もとってもロマンチックだし・・・

私も欲しいなあ・・・貝合わせのお道具

 

 

　東京タワー　

今回はラストに号泣　もう号泣　思い出すたびに号泣

でも、これって決してまー君の気持ちになって泣いたわけじゃなく

オカンの気持ちだよっ　この親不孝息子っ

大学を卒業したのに就職もせずフリーターになってしまったまー君

時代はバブルが弾けたばかりの頃、転職やフリーターがもてはやされた

時代でした。

そういう流れに彼も乗ったってこと

 

とはいえ、たちまちお金はなくなってしまうし、住むところもなくしてしまい

ホームレス生活に・・・・

オカンの持たせてくれた一万円がパチンコに消えるシーンは怒り心頭

それでパンでも買うならともかく、何でパチンコなのかなあ・・・この男はっ

あれほど「一線を越えてはいけない。その後は坂道を転がり落ちるだけ」と

忠告されたのに、意外な程あっさりと越えた一線でした。

（でも、そういう生き方が新しかった時代でもあって・・要は何をしても

生きていけるような感覚があったのは確かで。ああ、甘くて狂乱の９０年代）

 

でも、オカンとおばあちゃんはずっとマー君を心配し続けていて・・・

おばあちゃんがくれた１０円に大喜びするまー君。それからずっと

１０円を集め続けたおばあちゃん・・・もうここらへんから涙がじわり

病室で「そこに１００万あるから鍋を買いなさい」といったおばあちゃん。

ボケてもなおかつ孫の心配をしていたおばあちゃん・・・・

ちょっと我が母を思い出しました。

うちの母もね、亡くなる前はあんな感じでボケちゃって、でもそういう最期には

驚くほど優しい言葉が出て来るものなんですね

 

そして箱の中の１０円玉をみた途端、もう駄目っ　号泣号泣また号泣

オカンもおばあちゃんもそしてオトンも、それなりに一生懸命

まー君の心配をしてくれたんですねー

若さゆえとはいえ、罪作りな息子ですよ。全く・・・

 

華麗なる一族

　とうとうこのドラマ・・・夢にまで出てきちゃって

鈴木京香と原田美枝子さんの顔ばかり浮かんでは消える・・・・

 

　華麗なる一族　

これかーー金魚様のおっしゃってた「妻妾同衾」

びっくりしちゃった　姫も一緒に見てたのに「何してるの？」なんて

聞かれて、どう答えたらいいのかわかりませんでしたっ

ほ・ほんとに・・あのお父さん、何を考えているわけ？

奥さんとああだこうだしようとしている所に嫣然と笑って入ってくる愛人一人

わたしゃあんな生活嫌ですーー　いくらお金持ちでも嫌だーー

あーー貧乏でよかったっ

 

考えてみれば万俵家って変だよ・・絶対おかしいよ・・・

だって長男の鉄平はお母さんとお爺さんの子供なんでしょっ

どうも話の流れからすると無理やり・・・みたいな

それを知ってるお父さんは複雑な思いで息子を見つめ・・ああどろどろ

その腹いせなのか、秘書兼愛人の高須愛子を引っ張り込んで

奥さんにこれみよがしに？

どろどろを通り越してべたべたのがちゃがちゃだよーー

（ちょっと原作を読みたくなりました）

 

考えてみると、そういう両親の元で、どうして鉄平みたいな清廉潔白青年が

育って来たんでしょうねーー

ああ、華族出身のお母さんのいじらしさが・・涙を誘いますっ

 

キムタクね・・最初はミスキャストかと思ったんですが、共演者とのムードの

違いっていうか、持ち味の違いが浮かぶほどに「これでいいのかも」と

思うようになりました

考えてみれば、彼だけ万俵家の中では血筋が違うんだし

祖父そっくり（何度見ても笑うあの肖像画）で浮きまくるキャラが

かえっていい味出しているんじゃないかなーーと思いました

でも、何度見ても妻子持ちに見えないのがなんとも・・・

実生活では２児の子持ちなのに。あれは天性の「若さ」なんでしょうか

 

それにしても、お父さんは金融再編で自分の銀行の生き残りをかけた

闘いをしようとしているのに、息子はそんな事は露知らず

「高炉建設」の夢に向かってまっしぐら

いうなれば万俵家存亡の危機がせまっているのに、長男は夢見てる・・

ような状態で

ちょっと大介父さんに同情

だからって・・・あんなことしていいわけないけどっ

ワイドショーの多局いじめ

　まずは・・そのまんま東さん、知事当選おめでとうございます

人間って変われば変わるもんですよね？

確か「わいせつな行為」をしたとかで捕まった経歴ありませんでした？

あの時のかとうかずこさん、本当に気の毒でしたもん

それが突如お勉強に目覚めたかと思えば、あれよあれよという間に

大学進学・・・そして政治家への道を

栄光の前には過去は関係ない　ってことなんでしょうか

でも、今まで芸能人の政治家さんで、問題なかった人いましたか？

青島都知事しかり、田中康夫氏しかり・・・　今や石原都知事も危ない

それでも懲りない県民っていうのもいるわけで

当選したのはいいけど、議会を味方につけられず破滅してしまうパターンが

多いそうですので、とりあえず頑張って下さい。

でもくれぐれも「ミイラ取りがミイラに」ならないようにね。

 

　納豆ダイエットは捏造だった・・・

これって、「やっぱり嘘だったのね」で済む話かと思っていたら

それが全然そうじゃなかったということ

原因はワイドショーです

なんたってワイドショーが取り上げて延々と報道するものだから、どんどん

話しが大きくなって重大な出来事になってしまったじゃないの

今日も、テレビ朝日の追及の仕方はちょっと異常じゃないかと思う程

ずーーーーーっとやってましたよね

ここまでくると、「ワイドショーの他局いじめ」に繋がるのではないの？

ここぞとばかり「捏造」を強調してああだこうだと。

まあ・・テレビ朝日さんは最近ネタがないのか、

ずーーっと「セレブ妻のバラバラ事件」ばかり取り上げていましたから

久しぶりに新しいネタに飛びついたとも言えるんですが

 

でも、ワイドショーの「一極集中型攻撃」は時には不愉快な思いばかり

視聴者にさせる羽目になるわけですよ。

（どうせなら夕張問題とか教育再生会議の話しとか、政治資金の流れを

しつこいくらいやってくれたら国民も目が覚めるのに）

 

で・・・・納豆なんですけど

確かに、隣のスーパーでは売切れていました。

我が家では毎週３パック程食べるんですが、買えない程に売り切れておりました。

だけど、ちょっと考えれば「そんなうまい話しがあるわけない」って

わかりそうなものじゃないの

納豆は体にいいのは事実ですよ

すぐに効果が表れて痩せるとまではいかないかもしれないけど、続けていれば

それなりにいい筈です　それは昔からそういわれてきたことでしょう？

 

現に、納豆を毎食食べている芸能人さんもいるくらいだし？

だけど、何事も過ぎたるは及ばざるがごとしでねーー　限度が大事よ。

気の毒なのは納豆業者さん

急に売り切れ続出で増産を余儀なくされたかと思ったら、「捏造」の２文字で

あっという間に「注文がなくなってしまった」らしく、

このままでは廃棄処分もありえるって・・・・

ちょっとーー注文した分くらい食べなさいよ　毒にはならないんだし。

イソフラボンと納豆菌は体にいいんだってば。

あのネバネバは動脈硬化に効果ありって・・・・その筈よーー

だからヘパリンを投与している患者さんは納豆を食べちゃいけないって・・・

どこかで聞いたような？

 

本当にしょうもない国民性だわーー

演歌の女王

　「納豆でダイエット」は捏造記事だったのーー

「あるある大辞典」さん、そりゃあないよーー

とはいっても、全部が嘘ってわけじゃないよね。以前から納豆はダイエットに

いいって言ってませんでしたか？

確かに隣のスーパーでも納豆が売り切れておりました・・・

 

　演歌の女王　

あーかったるいっ　どう見てもかったるいドラマだわっ

天海が出ていなかったら絶対にみないドラマですっ

何がどうかったるいのかしらねーー

あのーーこれってやっぱり「役者魂！」と同じパターンでですね・・・

「演歌の女王」という割には「演歌の持つ不幸っぷり」ばっかり強調されて

演歌歌手としての大河内ひまわりが前面に出てこないせいではないかと。

 

今回も、元カレ（ってたって他の人と出来ちゃった結婚したひとよ）の

子供を引き取ることになって・・・っていうお涙頂戴もの。

この子とひまわりは広義的に言えば、何のつながりもないのに

「おせっかい」なひまわりがこの少年を見捨てられなくなって・・・

結局、元カレとの縁も切れず

どこにも「演歌」との接点がございませんでした。

（いくら「私バカよねーー」って・・すごく古い「うそ」を歌っても）

 

唯一「おおーっ」って所が、妄想でやっつけるところ。

あの啖呵を切るシーンの天海さん・・・男役そのものでございまして

（いきなりヅカ時代の声になったからびっくりしたわよーーシャムロック君が

現れたかと思ったわーー）

ああいうシーンの連続だと視聴者もすっきりくっきり

「素敵っ悶絶しそう男だか女だかわからないけれど・・私の天海ちゃん」

という事になって

中高年のおばさまファンが増殖したと思われ・・・・

 

気が弱いとかーーお人よしってのは一番天海が演じちゃいけない役なのね。

それを鳴り物入りで演じさせちゃった「女王の教室」スタッフのみなさん、

あまりにも役者の分析をしなさすぎよーー

ついでにいうなら、ひまわりの子供時代があの子っていうのも違和感あり

どうみたって、おひとよしには見えないもん

 

どーしよーー来週・・・・　私を悩ませるいけないドラマです

目からうろこの時代劇２

大夫前に書いた「目からうろこの時代劇」は　こちらです。

 

時代劇チャンネルの面白さっていうのは、古きよき時代の時代劇を

堪能出来るところにありますけど、意外な発見もあるということで・・・

小さい頃に慣れ親しんだ時代劇を再び見る事が出来るというのは本当に

嬉しいことですね

 

で、今回の「意外」は・・「意外な人物がご出演していたっ」というところで。

まず、今週ついに終わってしまった「葵徳川三代」

これは２０００年に放送された大河ドラマで、津川雅彦さんの徳川家康が

結構ブームになりましたよねーー

「さにあらず」って台詞、どなたかが真似していませんでしたか？

で、この「葵徳川三代」の最終回・・・家光の子供を産む「お蘭」という女性、

これがなんとっ　仲間由紀恵だったのですっ

当時まだ１０代かなあ・・・今ほどはっきりくっきりの目鼻立ちじゃないけど

かなりお綺麗な方です

最終回のそれも最後にちょっとだけ出て来る「お蘭」ちゃん。

後に「功名が辻」で高視聴率をキープするなんて誰が想像したでしょう

 

それから「吉宗評判記　暴れん坊将軍」

これは１９７８年から２００回を超えて放送された「暴れん坊将軍」の

第一シリーズですけど・・・・

これの５８話目　「江戸一番！桜おどり」にな・な・なんと真田広之が

ゲスト出演していたっ

多分、当時はまだ２０代前半か１０代くらいなんでしょうか？

（ブレイクする前？）

無鉄砲な若侍の役で、今よりずっと痩せていて「おぼっちゃん」顔していました。

あまりに可愛いので「ああ、こんな時代もあったんだなあ」と・・・

それが今や、イギリスから勲章を貰う役者さんですよーー

「暴れん坊将軍」には他にも色々な方が出ていて、

美空ひばりが２回か３回、江利チエミもお医者さんの役で２回出てます。

松平建という人は、こういうベテランのおばさまに可愛がられる人だったんですね。

 

で・・この頃はまだレギュラーじゃないけど栗塚旭さんも出演していました

ごめんなさい、私、彼を知らなかったんです。

でも「燃えよ剣」が放送されてじっくり見てみたら、

どうして彼が「土方歳三役者」と言われるのかよっくよっくわかりました

過去に３回も演じているんだそうですねーー

あの独特の語り口と、強い目、そしてすさまじい剣さばき・・すごかったーー

こんなすごい役者さんだって事、全然知らないまま「暴れん坊」を見ていて

「何だかこのおじさん、只者じゃないなあ」くらいに思っていたんですけどね。

「暴れん坊・・」にご出演の頃はちょっと頬がふっくらして、歳を取ったような

印象はありましたが、いい意味で角が取れて素敵な人になってました

（そして香取君の「新選組！」では土方さんのお兄さん役でしたよね）

 

この「燃えよ剣」は、その後の新撰組物の原点っていうか・・・

全ての登場人物のイメージが全部このドラマをベースにして出来上がって

いたということですね

そういう意味ではものすごいドラマだったんだなあ・・・と（遅いけど）

でも、まあ、そのイメージを払拭しようとした香取君の「新選組！」は

評価しますけど。

 

来月からは人形劇「三国志」が始まります。これ、ハマったなあ・・・

楽しみっ

エラいところに・・・拝啓、父上様

　エラいところに嫁いでしまった！　

 

今週で２回目ですが、結構楽しんで一気に見てしまっています

今までの「嫁姑」物っていうのは、「夫婦関係」にあまり配慮しないドラマが

多かったと思うのですが、今回はしっかり「新婚ほやほやの磯次郎君と君子さん」

の関係性が描かれていていいと思います

 

それにしても・・・磯次郎さんや、あんた・・どういう夫なのさっ

何でも安請け合いして、いい事しか言わなくて、困るとすぐに

「君ちゃん、助けてっ」と挫折するのも早すぎっ

前回よりもより強調されていた「ダメんず夫婦ぶり」

つまり何をやってもダメな夫と、何でも引き受ける「断れない」妻。

そんなコンプレックス夫婦が少しずつ自分を発見していく物語なんですね

 

でも・・・いくらドラマでも新婚の次男夫婦に葬式を仕切らせるお姑さんが

いるかしら？　

まあ、悪気のない、とってもいいお姑さんだけど

（その分、わけもなく嫌味な小姑の濱田マリ）どこかズレてるんだよねーー

好意が全部裏目に出てしまう可哀想なお姑さんに安請け合いの息子。

そして断りきれない嫁に無口な義理の父？

もうめちゃくちゃなんだけど、それでも一つだけ感動的なエピソードを入れ

（今回は住職さんを説得するシーンね）

最後にほろりとさせる所が面白いし、定番の「嫁姑物」にならないよさが

あると思います

 

でも・・磯次郎さん。東京ではグータラなのに、実家に帰ると突如働き者に。

こういう夫っているよね？誰って？

それはうちの旦那様です

実家に帰ると突如５時起きして、姑にお茶を入れたり掃除をしたりと

甲斐甲斐しいわけ・・・ほーーんと、嫌だわーー

 

 

　拝啓、父上様　

 

もう・・最初から最後まで「北の国から」バージョンだよーー

脚本家も歳を取ると自分の作品をパクるようになるのかしら？

（宝塚の演出家がそうなもんで、つい・・・）

ナレーションが本当に「北の国から」なのよね

で、二宮君の声を聞きながら吉岡君の顔を想像しちゃうもので・・困ったわ。

あのちょっと気の弱くて優柔不断でいい奴という一平のキャラは

どこから見ても純君そのものだよねっ

これは偶然なのか、それとも故意なのか、聞いてみたいものです。

 

今回も静かに物語が進んで行きました。

おめかけさんの宿命っていうか・・夫が、父が、祖父が死んでも

陰ながらひっそりと見送るしかない悲しさが十二分に出ていましたよね。

そして一平のまだ見ぬ「父親」への思慕が重なって・・・

 

そういえば「優しい時間」も父親と息子の話ですよね。

「北の国から」だってそうだし・・倉本さんは、永遠に「父と息子」を追及

し続けるんでしょうか？

 

昔、倉本脚本で「君は海を見たか」というのがありました

これは父子家庭で息子が白血病になってしまうお話で、父と子の間を

見つめなおすという感動的なストーリーでした

（ショーケンと高橋恵子さんが出演していましたっけ）

そう考えると、倉本聰って人は「父」「息子」に強いこだわりがあるんですね。

 

「拝啓、父上様」はしんみりと静かに見たいドラマですね。

 

 

ところで、先週からＢＳ２で「宮廷女官チャングムの誓い・完全版」が

始まっています。

第１回目なんかは残酷な話しだし、録画だけしてみないでおこうかな・・と

思ったんですけど、結局見始めたら止まらなくなってしまって

吹き替えじゃなくて、字幕だと集中できるっていうか、ついついハマってしまいます。

恐るべしっ　「チャングム」です。

 

紀子さま、ヤンググローバルリーダーに

　えっと・・・

　「ヤンググローバルリーダー」に

秋篠宮紀子様が選ばれたというお話です。

世界のトップリーダーが一堂に会する「ダボス会議」を主催する

「世界経済フォーラム」が発表した２００７年度のヤンググローバルリーダーに

日本人１５人が選ばれたそうです

 

ヤンググローバルリーダー・・・・

政財界や文化学術研究など各分野で実績を上げ、将来的にも

国際的な活躍を期待される４０歳以下のリーダーが対象

（選考委員は各国メディアの経営者）

 

他には横綱朝青龍・サイバーエージェントの藤田晋社長・小渕優子さん

などが選ばれていますけど、１５人中女性は小渕さんと紀子様だけ。

 

それにしても、紀子様が「ヤンググローバルリーダー」に選ばれたという

事は、将来の皇室を背負っていかれるという意味があるのでしょうか

確かに悠仁殿下をお生みあそばしたということは、将来「国母」に

なられるということには違いないのですが。

 

出産後、「せめて半年は公務を休んで欲しい」と故坂元先生に言われて

いらした紀子妃ですが、２ヶ月で公務復帰

年齢的にも前回の出産の時よりは回復が遅いはずですのに、

こつこつと公務に励んでいらっしゃいます

 

それなのに、マスコミはこれらのことをほとんど報道せず、

東宮妃が３年２ヶ月ぶりに「ご会釈」したらそれこそ一大ニュースのように

報道され、週刊誌には「公務復帰に皇后様安堵」などと載る始末。

「ご会釈」は２週間に一度ある筈で、全部を行ったら「公務復帰」と

言えなくもないですが、たった一回でもすごい事みたいに言われるのは

他の皇族方からすると「ちょっと・・・」かもしれませんよね。

 

とにかく、今回「ヤンググローバルリーダー」に紀子様が選ばれたということは

「見ている人がいる」という事の証明だったという意味で、快く受け止めましょう。

 

 

 

ハケンの品格

　やっぱり先週の視聴率でダントツだったのは「華麗なる一族」

（２７、７％）それに続くのは「ハケンの品格」のみ

後は軒並み１４％台でベスト２０にも入らないのねーー

今期はちょっと印象的に弱いのかな？

 

　今期のドラマの特徴は「マザコン」「ファザコン」だそうです。

（朝日新聞より）

「東京タワー」は「息子に献身的に尽くす母」

「華麗なる一族」は「強い父親」、「拝啓、父上様」は「まだ見ぬ父への憧憬」

だそうで　

「家族という狭い価値観の中での安住」と捉えるべきか「家族を見直す」

と捉えるべきか・・または「現実にはないファンタジー」と捉えるべきか。

私は「ファンタジー」派かなあ・・・

 

 

　ハケンの品格　

いやーー本当に息をもつかせぬ面白さっていうんでしょうか？

こんな感覚は「女王の教室」以来かもしれません。

「驕れる社員は久しからず」で始まる「社員ＶＳ派遣」の闘い・・見ごたえありました。

「派遣は会社の事なんか考えていない。時給のことだけ」

「派遣は単純労働だけやっていればいい」

という社員さんの「本音」に対し、

「その派遣に頼らないといけないのは誰ですか」とやり返す大前春子さん。

テレビの前で拍手喝采している派遣さんも多いでしょう

 

スキルの高い派遣はまだしも、そういうものがない場合、どうしたらいいか。

「キャラ立ちして、何でも頼めそうだなあと思われることが大事」と

教わった森ちゃん、頑張ったけど社員さんの奴隷状態になってしまい

「派遣のプライドはないのか」と他の派遣さんに叱られる始末。

 

そう考えると「派遣」という立場は中々難しいんですね

まあ・・確かに「派遣」だから愛社精神は必要ないし、言われた事だけ完璧に

やりこなせばいいわけで、その分給料が低いわけだから・・

だからって社員に「派遣さーーん」なんて呼ばれる筋合いじゃない

大前さんは「お前」とか「あんた」呼ばわりする東海林さんに延々と

「正社員さん」と答える徹底振りを示しました。

 

でも結局のところ、最終的には「社員の顔を立てる」事になってしまった

大前さん。理由はそのものズバリ「派遣だからです」

このあたりのジレンマ・・（大前さんはジレンマを通り越して悟っていますが）

悲しいなあ。

 

でも小泉ジュニアの「里中主任」は本当にいいキャラですよ

ちゃんと「大前さん」「森さん」って名前で呼ぶし、派遣を差別しないし。

ちょっと気が弱いみたいだけど、そこが母性本能くすぐられていいわーー

きっとまたお父さんに「篠原涼子と加藤あいと共演？いいなあ」と

言われているんでしょうねーー

また篠原涼子もますます演技が冴え渡っています。

（ああー天海にもこういう役をやらせてあげたいっ）

 

口癖になりそうな「それが何か？」

言ってみようっと・・・・

 

 

今週、妻が・・・・ヒミツの花園

　雨だと落ち込みます　何でかわからないけど。まるで天気予報の

ような私の体・・・・　曇ってくると腰が痛くなり足もずきず・・・そして

朝が来ると落ち込んで？

 

　今週、妻が浮気します　

これ、「電車男」の「浮気」版なんですねーー

出版社に勤める真面目な夫と、仕事も育児もばりばり頑張る妻

一見、何の問題もないような夫婦だけど、妻の携帯メールを盗み見て

しまったことから「浮気」の疑惑が出て

疑念と疑問　「何でこんなに真面目で働き者のオレが妻に浮気されなきゃ

ならないの？」

「妻は本当に浮気するつもりなの？」

「そういえば服も下着も変わってる・・夜に出かけている・・」と

疑いだしたからキリがない状況

そういう緊迫感があって中々面白かったのは事実です

「何でおれがこんな目に合わないといけないんだよ。何も悪いことして

いないのに」と結婚式のビデオを見ながら涙を流す夫に笑ってしまいました

だって、そういうのって普通、女性がやるもんじゃないの？

深夜に一人で結婚式のビデオ見てなく夫・・・・もう爆笑でしょ

そんなに疑うならきちんと聞いてみればいいのに、それが出来ないもどかしさ。

完璧を装う妻の笑顔がいいねーー

 

「何も悪い事してないのに」浮気する・・のはなぜか？

それは男性だってそうじゃないのーーーー？

妻が完璧なら完璧である程鬱陶しくて浮気するし、そうでなくても浮気する。

でも妻の浮気は「家庭生活を完璧にやり通すためのスパイス」なんですよ。

男性が浮気すると家庭に寄り付かなくなるよね。

女性はその逆なの　

「さあ！今日も頑張って家事と育児と仕事をやるぞっ！

私には心の支えがあるから」ってなもんです。

（何解説しちゃってるんだろ・・・私・・・・）

でもまあ、そういう意味では妻の浮気の方がプラス思考かなあ・・・

 

とりあえず、来週も見て見ますが、ちょっとかったるさも感じているので

来週次第ですねーー

 

　ヒミツの花園　

このドラマねーー　「花園百合子」役の４兄弟と真矢みきさんがいいんです。

（さすがに宝塚のコメディエンヌ）

正直いって釈さん、邪魔っ

せっかくテンポよくドラマが流れているのに、釈さんが出てくると途端に

だれてくるの・・これは一体どういうわけ？

釈さん演じる「月山」は、ファッション雑誌からコミック雑誌の編集部に異動

させられた女の子で、担当する漫画家の作品も知らないという無知っぷり。

しかも、原稿に水をこぼしてしまうようなドジ・・・っていうか無責任女なのね

でも、本来、こういうキャラは可愛げがある筈なんです

 

４兄弟という男だらけの中、そして真矢みき演じるキャリアウーマンに

囲まれて、「ちょっとドジだけど可愛いキャラ」が月山の筈なのに、

これが中々不愉快そのもの

何でだろう・・・なんでだろう・・・・演技が単に下手なだけ・・・？

それとも脚本に不備が？

主役が主役に見えないっていうか、主役が一番不愉快じゃドラマが

成り立たないでしょう

むしろ、真矢みきの方がよっぽど面白くて可愛い女性になってますわよ

（何とか要潤君とくっつけて差し上げたいっ）

 

４兄弟・・・長男・次男・３男・４男の個性が本当にはっきりくっきりして

間の取り方もよく、台詞も演技も完璧なだけに、出来の悪い主役が

浮いてしまうってわけねーー

 

中々見づらいドラマです。