ファン・ジニ・・・・剣の舞

　来週の「ファン・ジニ」は午後１０時からですよ

 

　ファン・ジニ・・・剣の舞　

 

　チニはピョクケスに対して「私があなたを買います」と言ってお金を

　　　積み上げ、侮辱する。しかしピョクケスはチニを諦めきれない。

　プヨンはキム・ジョンハンを好きになるが中々報われない。

　チニはメヒャンに「剣の舞」を習うことに。もし、これでうまく踊れたら

　　　ペンムは芸妓を退くことに。しかし一方ペンムもチニが失敗したら

　　　「官卑」にしろと要求する。

　最初はなかなか出来なかったチニが１ヶ月もすると形になって

　　　来たので、みなは驚き、ペンム派は嫌がらせをしようとする。

 

　さあ、いよいよペンムＶＳチニの戦いが本格化してきましたが、

熱くなって「復讐」に燃えるチニと、それでも弟子の才能を高く評価し

「敵方についても踊る気になったのならいい」とするペンムの間には

人間としての「器」の違いが出てきます。

はっきり言ってチニはまだまだ子供なんだなあ・・・と

 

　ピョクケスに対するチニの振る舞い。これは実際にはありえない

よね。王族だよ？ピョクケス様って。その人相手に袋に入ったお金を

積み上げて帯をといていくなんて

見ている方は痛快だけど、ほんと、ありえないシーンだなと思います。

 

　謎の「ムミョン」は一体誰なんでしょうね？

 

　「ガラスの仮面」的シーンが結構ありました。

　濡れた紙の上を回る

　障害物を越えながら踊る

　わらを押し切りで切る

「鶴の舞」の時は

　体を水平にぶら下げられたり、さかさ釣りにされたり

ってのもありました

真剣に見てしまうけど、よく考えると笑える

完璧に「月影先生」と「北島マヤ」の関係になりつつある、

メヒャンとチニ。面白いなあ・・・・

 

　哀れなのはプヨンで・・・色々策略をめぐらすわりにはどれも不発で

　　　空回り。イライラばかり募ってくる役ですよね。お気の毒です。

　　でもラストシーンでプヨンが被っていた帽子っていうか「笠」ねーー

　　　あんな華やかなものが李朝鮮時代にはあったんですねえ。

　　　（本当に？）　まるで南北戦争時代のボンネットみたいですね。

沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実

　本日は、沖縄戦が集結した日です。

先日、ＢＳ２で「沖縄戦」の映画を放送していました。

出演者は田中邦衛・丹波哲郎・小林桂樹等などそうそうたるメンバーでした

限られた時間の中で「対馬丸の沈没」や「渡嘉敷島の集団自決」や

ひめゆり部隊の話など、沢山盛り込んでおりました。

　ちょっと気になったのは「集団自決」の話で、この映画が作られた時は

この「集団自決」は軍の強制であったと言う事が語られています。

 

　私も以前は「沖縄戦における集団自決は軍の強制である」と

思っていました　ゆえに教科書から削除されるのはおかしいと・・・・・

誰も強制されずに死んだりするわけないって

そして、「沖縄ノート」において大江健三郎氏が「渡嘉敷島の集団自決」

について、当時、沖縄の渡嘉敷島に常駐していた赤松大尉を糾弾

していた事も知りませんでした

っていうか、そんなに大きな出来事だったのかと、自分の無知さに

恥ずかしさで一杯になりました。

 

　沖縄戦・渡嘉敷島「集団自決」の真実　

（曽野綾子著・ＷＡＣ）

 

　実は、この本を手に取るきっかけになったのは、本屋さんで

みかけたからなんですけど、それまで「集団自決」は軍の命令と

信じていたものですから、曽野綾子という尊敬する作家さんが

「そうではない」という立場に立っておられるのが非常に不思議で、

それで読んでみようと思ったのです

 

曽野さんは昭和４０年代からずっとこの「集団自決」における赤松大尉の

「命令」について取材をされていました。

昭和４５年に行われた「慰霊祭」の為、島に入ろうとした赤松大尉は

反対派によって上陸できなかった事、沖縄のマスコミが赤松大尉が

「自決を命令していない」と言ったことを取り上げ、激しい口調で責めた

事も・・・

 

じゃあ、一体真実は何だったのか・・・・・

ぜひ、この本を手にとって読んで頂きたいのです。

私達の世代は「太平洋戦争」というものについて、かなり左がかった

教育を受けてきました。異常な加害者意識を埋め込まれ、そのコンプレックス

は６０年経っても払拭されていません。

（それでも今時の若い人のように、何も教わらないので知らない・・・よりは

ずっといいと思うのですが）

当時、昭和３０年代、４０年代における「戦争に対する考え方」っていうのは

本当に自国に厳しいもので、徹底的に日本を日本人が貶めるような

考え方が多かったと思います。

でも、事実はそうではない・・・・という事が、ごく最近になって少しずつ

語られるようになりました

でも、まだ少数派です。

 

この沖縄戦における「集団自決は軍の命令であった」という事にしても

沖縄県民が１０万（？）も総決起集会を開いて教科書に載せるべきだと

主張し、そのあまりの数の多さに誰でも「軍の命令だったことは事実」と

思い込んでしまい、間違った世論操作をされてしまっている場合がある

という事です

案外、少数派の方が正しかったりするものかもしれませんが、国民性なのか

多数派を指示する癖があるというか、大本営発表を鵜呑みにすると

いうか　私も含めて気をつけなくてはなりません。

 

　「集団自決」は実際にあったようです。けれど、そこに赤松大尉の

命令があったかなかったか・・・・　ここが焦点です。

そして「あった」とする人達の大元になっているのが「鉄の暴風」という

冊子に書かれた「集団自決」の記事ですが、実はこれは取材して

書かれたものではなかったのです

つまり誰も当時の赤松大尉や生き残りの人達に話を聞かず、ある一方の

流れの人達が意図的に書いたもの・・・それが今に至るまで

「正式な資料」とされてきたようです。

でもその裏には、ちょっと悲しい事実もあったりして

１００％書いた人を責めることは出来ないかもしれませんが、赤松大尉の

汚名は返上してあげなくてはいけないのではないかと思いました。

 

あの時、自決して死んだ人はいいのですが、身内を手にかけながらも

自分は死に切れなかった人や、当時、本土に疎開していて戻ってきたら

家族が自決していた・・・というような人が沢山いて、その苦い思い出を

何かに昇華させたかったのか・・・とも思われます。

 

ぜひ読んでください。

 

宝塚イズム４

　宝塚人気が下火になって来たんだなあ・・・と思うのは、関連本が

あまり出なくなったということで。青弓社の「アカデミア」に書いていた

人達がそろって移った「宝塚プラス」（小学館）は全然出ませんしね。

もう、評論する時代じゃないのかもしれません

（なんせ、一人トップになったら「いつ辞めるの？次は誰？」って

そればかり考えるファンが多くなったもので）

 

 

 

　宝塚イズム４　　（青弓社）

 

　特集・・・さよなら彩乃かなみ

青弓社さん、また褒め殺しをやってしまいましたね。そういうのは駄目って

言ってるのに。サヨナラだからって褒めりゃいいってもんじゃないでしょう。

大越アイコさんの「彩乃かなみといえば瀬奈じゅんとの名コンビぶりを

抜きには語れない。近年の和央ようかと花總まりという稀代のコンビ

に比べても遜色がない」

の一文にドタっ

本当にそう思っていたファンって一体どれくらいいると思います？

私の回りでは・・・ごにょごにょ・・水夏希との方がよかったのではないか

という意見が多数ありましたけど。

他の方達もとりあえず「包容力と自立性のある娘役」と称えつつ

「封印されたスター性」もあった事は確かとも。

瀬奈と彩乃がプライベートでどれ程仲良しなのかは知りませんが、

少なくともこの二人は切磋琢磨するコンビではなかったと思います。

（確かに和央・花總みたいにお互いの中でのみ楽しんでるコンビと

言えばそうかも・・元々外から来た二人だし）

　やっぱり彩乃を語るならＦＮＳ音楽祭の「千の風になって」

じゃないかと。いわゆる「娘役」というより素晴らしいボーカリストで

あったという側面の方が強いのでは？

それに宙組での不遇時代をもっと書いてあげなきゃ

（まあ・・「鳳凰伝」のタマルはよかったけどさ。最後まで出雲さんに

エトワールを奪われ続けた可哀想な娘役だったとか）

 

書き手が誰もかれも一様に「稀代の・・・」「・・・トップコンビとして斬新」

なんて書くと、舞台を見てきた人達はちょっと引いてしまうと思います。

だってこの二人の代表作ってなに？

「アーネスト」？（私は樹里＆遠野のほうがいいと思ったわ）

「マジシャンの憂鬱」？・・・代表作と言えるほどの作品か？

「ミーアンドマイガール」？まさかね・・・でもサリーの評価はここでは

やたら高い。それも一般庶民と感覚が剥離して感じました。

 

　小特集・・・私の思い出のサヨナラ

ここは読み甲斐がないっていうか・・・思い出を語るならきちんと

スターの名前くらい出してよね。

「喪失の意味」「サヨナラのを考察する」と大仰なタイトルの割には

中で語られている事が論ではなく感想に留まっていること。

ならやっぱり田中マリコさんが書いた方が読み応えがあると思います。

（レビュパレで昔私が書いた「サヨナラは死という概念」の方が・・と

言ってみたりする）

こういうのは男役トップのサヨナラの時にでも載せた方がいいんじゃない？

 

　ＯＧへのロングインタビュー・・・樹里咲穂

　公演評・・・

 

結局、書き手がほとんど関西出身、関西の大学出。

そうかーーまるで早稲田の同人誌「夢の花束」を思わせるのね。

そうだと割り切って読めばそれなりに面白いのかもしれないけど

評論するにあたってのポリシーが見えて来ない、それから

抗議が来るのがいやで柔らかな表現が多いということに

ちょっと疑問を感じるんですね

言葉をうまく使うことは大切だと思うけど、自信があるならもっと的確な

表現法を用いてほしいと思いました。

 

 

地上波・太王四神記・・・戦いの準備

　昨日のスペシャル番組録画しそこないました・・・　ショックで

眠れなくなってしまった程　ＮＨＫさん、再放送して下さいっ

 

　左のサイドバーの上にある「メッセージを送る」欄は、私に直接

メールが送れるシステムです。御用の方はそうぞお使いくださいね。

 

　地上波・太王四神記・・・戦いの準備　

 

ハイビジョンの感想は　　こちら

　地上波ではラストの「タムドクは弱虫」のお芝居シーンがカットされて

いた？青龍の神器は偽物で、これをおとりに火天会をおびきよせる事と

タムドクの噂を流してヨン・ガリョたちを騙そうというもの。

　いやーーフッケ将軍、怒ってばかりいましたね。タムドクが

　　全然出兵しないで、しかも「とりあえず領地に帰って下さい」なんて

　　いわれたんですから　このフッケ将軍、かなり王様に失礼な事を

　　言っているんですが、タムドクは怒りませんね。ニコって笑って

　　受け流している。うーん、やっぱり王様は違う

 

　スジニがコムル村のお兄ちゃんと戯れていて、それを見て

　　タムドクは複雑な顔をするんですが・・・これは嫉妬ですか？

　　でもーー　自分だってスジニに嫉妬させて「キハをまだ愛している」と

　　言っちゃってるのに

　　でも今思えば、タムドクの部屋にお酒を持って入ったスジニに

　　「また酔って男に絡むんだろう」という台詞は非常に意地悪な感じが

　　するっていうか・・・ちょっと嫌味　まあ、それだけタムドクはスジニが

　　好きって事で。

　　何度も巻き戻してみた「お前は妹弟子だ。（スジニの方が早く弟子に

　　なってるのに？）目の届く場所にいろ。早く」のシーン、大好きなんです

　　「早く」って言ったあとのタムドクの笑顔が本当に素敵で

　　（ちなみに韓国語では「オーホー！」と言ってます）

　　私もあんな風に叱られたい　うふっ

 

　で、キハなのですが、とにかくホゲに冷たい

　　色々助けてもらったり、心配してもらったりしているのに、徹底的に冷たい

　　のよね　せっかくホゲが「お目覚めですか？」って聞いているのに

　　「それがなに？」みたいな態度で

　　可哀想なホゲやーー

　　キハのこの冷たさはずっと続きます。

　そういえばホゲ役のユン・テヨンは「ホテリアー」に出ていましたね。

　　酔っ払いの精神異常者の役で。随分な出世だなあ

　チュムチとタルビの恋の行方は？（プライベートでも付き合っている

　　らしいです。お似合いだよーって回りに言われて）

 

さあ、次回はいよいよ王様の素晴らしい台詞がある回です。

これでペ・ヨンジュンは「韓国史劇の王様のスタイルを変えた」と

言われているんですよね。お楽しみに。

 

太田総理秘書田中・Ａｒｏｕｎｄ４０

 太田総理秘書田中　

　国民は怒ってます・・・にはいだしょうこお姉さんが登場。

お笑い系や政治家のおじさん達の中でひときわ場違いな印象を

持ったのは私だけでしょうか？

なんといってもはいだしょうこ（千琴ひめか）は宝塚の娘役出身。

その前は音大付属に通っていたバリバリの歌手でございます。

しかも服装はピンクのドレスで、髪型は非常に凝ってまして・・

今すぐ舞台に出られるようなスタイル。

それがアドリブで「おしりフリフリ」を唄って踊って・・・音程は外さないわ

しっかり踊ってしまうわ　突っ込み所がないのね。

非常に真面目すぎるというか・・・しかもついに彼女は一言も意見を

言わず、にこにこと従順に話を聞いていただけでした

ちょっと・・・どうせバラエティに出すなら「いいとも」か「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」

辺りにしてあげてよね

 

　９月までに物価が下がらなかったら政治家は全員クビにします。

・・・という法案を太田総理が出しました。

物価が上がっている理由。

　中国・インドなどで消費拡大

　石油が足りないのではなく個人投機で値段が上がっている。

　アメリカが打ち出したとうもろこしのバイオ燃料のせい

それに対して賛成派の原口さんは（民主党）

　「もうこの際、責任とってみんなで辞めようと思って」

反対派の方々は

　「与党はともかく民主党まで巻き添えにするな」

「日本だけの力で世界の価格を引き下げるのは無理」（ＢＹ片山）

「生産性を上げて企業を活性化させることが大事。輸出大国に

すればいい」（ＢＹゆかりたん）

「物価を下げるんじゃなくて、少ない収入を補填するお金をばら撒く」

（ＢＹ森永）

　太田総理いわく

「７０年代８０年代じゃあるまいし、今更生産性を上げるなんて無理。それに

日本は一生懸命物を生産して、それがアメリカを越すと必ずアメリカは

新しいルールを作って市場から締め出すじゃないか。ハイブリッドカー

よりとうもろこしバイオ燃料がいいというように。

もうそういった敗戦国の考え方を止めよう。福田さんは食料サミットで

本当はアメリカに対してバイオ燃料が物価の上昇を招いていることを

言わなかった。何もしてないじゃないか」

　個人的には、政治家として若い部類に入るはずのゆかりたんとか、

片山様などがいまだに「輸出大国日本」を念じているというのが古い

ように思えて・・・・

日本は資源もない、お金もない、自給率も悪い、ついでに働きたくない

人、働けない人が沢山いる国なんだという認識を持つべきだと思います。

 

　Around40　

 

　うーん、あまりにも予定調和の中で最終回を迎えて

しまったので、詳しく書く気になれません。

聡子と岡村君　　

そう簡単に結婚しないよなーと思っていたらやっぱり。

でも病院の組織上、精神科の医師が突如院長になるのはありえません。

ましてや副院長がそのまま残るなんて（なぜって医者程プライドが高い

職業はないから）

私も通っていた市立病院の精神科が閉鎖になり、とりあえず診断書と

市内の心療内科のリストを貰って帰りました。あんなに患者が不安になる

という事はないと思います。

 

そして結婚を断って病院に残った聡子。生き方としては素晴らしいと

思いますが、今の世の中、職場がそれほど魅力ある所である・・・という

考え方自体がバブリー

一人の男性を北海道で独身生活をさせてまで得るものが、職場にあると

いうのは幻想ではないかと　でなければほんの一握りの人だけが

つかめる栄光ですね

つい先週、「結婚して子供を産んでおけばよかった」と泣いた人が

お父さんが回復した途端に「自分の生き方」に拘るって、ちょっと

身勝手じゃないのかな・・・・

したいこととするべきことは別で、聡子の場合、やっぱり仕事が大事なら

きっぱりと岡村君を解放してあげるべきだったような？

 

瑞恵夫婦　　

別れないよなーーと思っていたらやっぱり別れなかった。

まず、リストラされてネットカフェにいりびたる・・なんてお金に余裕の

ある男だから出来る事です。今時のサラリーマンのおじさんは、そういう

見栄を張る事すら出来ない状態です。いっそ蒸発してくれた方が

リアリティがあったのでは？

瑞恵が正社員を断ってパートに留まったのは夫の面子を保つ為？

だとしたら古いっていうか　今時女性が正社員になるという事が

どんな幸運か考えれば応援するのが夫と息子の役目じゃないの？

 

奈央とまー君　

適当にくっつくよなーと思ったらやっぱりくっついた。

まだ奈央のライターとしての実力は未知数かもしれないけど、とりあえず

レストランのお手伝いで幸せそうだからいいや・・・

では済まされません。やっぱり甘い場所に逃げたなという印象が。

 

　結局の所、アラフォーって迷いの真っ只中にいるんだなと。

明確に「これでよかった」と思えるのは人生の最後かもしれませんね。

口頭で注意した・・・て。呆れた。

　あのーーこれって口頭で注意すべき問題ですか？

立派な犯罪じゃないの？何で子供は悪くないの？

 

　中学女性教諭　生徒閉めたドアで指切断　

　　　

　堺市立登美丘中学校（堺市東区、赤土寿典校長）で、１９日に

　　　起こった事件。

　女性教諭は１２日午後１時５５分ごろ、校舎二階の非常階段の

　　　踊り場で遊んでいた男子生徒３人に、

　　　授業開始が迫っていたため教室に戻るよう注意した。

　生徒は抵抗し、教諭があきらめて非常階段のドアを開けて

　　　中に入ろうとした際、生徒の１人が「ばばあ、どっか行け」と

　　　言いながらドアを強く押して閉め、

　　　教諭は右手の人さし指を挟まれた。

　先生の指は切断されて重傷。

　教育委員会いわく

「生徒にけがをさせようという意図はなかったが、

　校内で起きた大きな事故。生徒は事故を予測できたはずで、

　口頭で注意した」

　事故を目撃した生徒の心のケアの為、スクールカウンセラーを

　　　派遣。

 

　ちょっと待って　先生に暴言吐いて指を切断しておいて

　　「けがをさせようという意図がなかったので口頭で注意」したあ

　　いつから日本の学校は生徒にこんなに甘くなったの？っていうか、

　　怖いのは生徒ではなく、後ろに控える親

　　「わざとじゃないのに犯罪よばわりするなんて。うちの子供の心に

　　傷が残ったらどうしてくれるのよっ」って告訴も辞さないだろう

　　モンスターペアレントの存在

 

　重傷を負ったのは先生。正しく注意したのも先生。

　　そして反抗して怪我を負わせたのは生徒

　　この場合、今のうちにきちんと自分がやった事の恐ろしさを教え

　　謝罪させないと、この子はとんでもない子になるよ

　　心に傷が残る？当たり前じゃない？他人を傷つけといて心に

　　なんの影響も及ぼさなかったらそれは人間じゃないっ

　　子供を化け物にしているのは教育委員会という大人集団なのか？

 

　先生の怪我が速く治って欲しいけど、教育委員会もスクールカウンセラー

　　を派遣するより、被害にあった先生の心のケアに力を注ぐべき。

　　先生は生徒を相手に損害賠償を求めてもいいと思います。

　　今の所、こういう手でしか対抗できないのが辛いけど。

ラストフレンズ

　今年の２４時間テレビのランナーはエド・はるみさんだそうですね

ご本人はびっくり。そして何とも謙虚な記者会見でございました。

あの真面目さが人に愛される源なんでしょう　アナウンサー上がりでした

っけ？滑舌もいいし　底力があるなあ・・・と。

で、今回は嵐がパーソナリティを務めるそうですが、何で毎回ジャニーズ

なのかなあ・・・・

（まあ・・２４時間テレビのパーソナリティは疲れるし大変だし、若い人が

やる分にはいいけど）

それにランナーが走って、ラストは「負けないで」でゴールイン。

徳光さん号泣　っていう流れはもうウケないんじゃないかと。

（何で走らないといけないのかわからないわ）

 

　祝　「ラストフレンズ」視聴率２０％越え

「篤姫」の次ですよっ　いやーー久しぶりの快挙ですね。

 

　ラスト・フレンズ　

 

　宗佑は自殺。

　エリとオグリンは結婚。

　ルカはモトクロスで優勝。

　ミチルは昔住んでた銚子の海に飛び込もうとしたが、知り合いの

おばさんに声をかけられてそのまま旅館に住み込む。

　ミチルは宗佑の子供を身ごもる。

　ルカとタケルはミチルを探しに銚子へ。

　ミチルは女の子を出産。

 

　迫力は前回の方があったかな・・・という気がしましたが、とにかく

　　　無難にまとめたなという感じです。

　　　宗佑役の錦戸君の声ってパイドパイパーですよね　あの声で

　　　囁かれたら呪縛されて言う事なんでも聞いちゃいそう。

　　　最後の手紙のナレーションなんて、ついつい泣きそうになったもの。

　　　「ごめんね。愛し方がわからなくて」

　　　なんて・・・・

　　　考えて見れば全部宗佑が悪いのよ。自殺したのだって身勝手な振る舞い。

　　　なのになぜ・・・視聴者である私達まで罪悪感を感じてしまう

　　　「何だか宗佑を嫌いだった自分が許せない」みたいな？

　　　そういうマジックを引き起こしたのは錦戸君の「声」だと思います

　　　今後、ナレーションをやっていくといいかも。あの暗い顔つきでは主役は

　　　無理だもん。

 

　モトクロスで優勝したルカが記者に突っ込まれて、「男だから女だから

　　　という事を越えて」というような話をしましたが、これがこの作品の

　　　テーマです。

　　　「ラスト・フレンズ」というのは、性も立場も超越した「お友達」のこと

　　　なんでしょう。ちょっと回りが理解ありすぎるような気もしますが、

　　　（何でルカがあんなに悩んでいたかわからなくなるでしょう？）

　　　今はカミングアウトしても驚かれない時代かもしれませんしね。

 

　タケルの告白をここに持ってきたのはいいとして、「実の姉」じゃなくて

　　　よかったーー　（いや、娘にどう説明したらいいのかわからなくて）

　　　でも、根本的にタケルの悩みだけは解決していないわけです。そこらへんが

　　　唯一の心残りですね

　　　エリとオグリンの結婚式より（これも早すぎるだろーーと突っ込み）

　　　タケルの問題を扱って欲しかったけど、こういう性的虐待は匂わせる

　　　程度にしておかないと駄目なんでしょうね。

 

　「血圧が異常に高いのでお産が大変になるかも」と言った

　　　わりには自然分娩でちゃんと産んだミチルちゃん

　　　可愛い女の子でおめでとう

　　　そしてこの子をタケルとルカと３人で育てていくわけですね。

　　　多分タケルのことを「パパ」と呼び、ルカのことは「ルカ」と呼びつけにする

　　　かもしれない。この子が大きくなるまで自分の家庭が普通の家と

　　　違っている事を教えたりはしないでしょうけど

　　　そういう変形的「家族」もあり・・・夫・妻というような役割を超越した

　　　家族なんでしょうね。

 

　このドラマを引っ張った要因の一つに宇多田ヒカルの曲があると

　　　思います。本当にドラマにぴったりで、頭の中でサビが何回もぐるぐる

　　　回るような曲でした。やっぱりテーマ曲って大切なんだなあと思いました。

 

 

三笠宮崇仁殿下 ご入院

心配なニュースが入ってきました

 

　三笠宮さま、急性左心不全で入院　

 

　宮内庁は１９日、三笠宮さま（９２）が<RB>僧帽弁</RB><RP>(</RP>そうぼうべん<RP>)</RP>閉鎖不全症による

　　　急性左心不全と診断され、東京都中央区の聖路加国際病院に

　　　入院されたと発表した。

　三笠宮さまは１９日朝に息苦しさを感じ、同病院で

　　　診察を受けられた。

　　　三笠宮さまには以前から同じ症状があり、

　　　心臓にたまった血液が

　　　肺に逆流したため息苦しさを感じられたという。

　入院期間は約１週間で手術の予定はない。

 

　つい寛仁殿下とごっちゃになる方がいると思いますが、この場合の

三笠宮様は寛仁殿下のお父様。昭和天皇の一番下の弟君です。

御歳９２歳。皇族の中では最長老になります。

 

　つい先ごろは寛仁殿下がガンの手術を受けたり、三笠宮妃殿下が

手術を受けたりと、何かと病気がついて回る三笠宮家ですが。

それでも退院後はすぐに公務復帰なさるバイタリティには頭が下がります。

 

　急性心不全で１週間の入院期間では短いような気がするのですが

早期発見した事と・・・やっぱり医療費１０割負担ではいつまでも病院に

入院しているわけにもいかないんでしょうね。

 

　とにかく長老には長生きして頂きたいです。皇室が未曾有の危機を

迎えている今、何か言えるのはこの方だけになってしまいましたから。

とにかくゆっくり療養されて、早く元気になっていただきたいですね。

何でヨーロッパと比べるの？

　福田総理の発言に参りました。

「日本の消費税はヨーロッパと比べると格段に低い。

だから社会保障費が出ないんですね。

ヨーロッパ並みに上げるべきです」

 

　もはやこの方、「何をどうされても総理を辞めない」つもりだから

　　強気に出ているんでしょうか

　　どうしてヨーロッパと比べなくてはいけないんですか　まずそれを教えて

　　下さい

　　民族も生活習慣も思想も違う大陸の人々と同じ水準で考えなければ

　　ならないなんておかしいじゃないですか　常識で考えて

　ガソリンは１７０円突破。２００円も間近

　小麦・大豆等の他、一般的な食料品の高騰

　離農・離漁業で自給率上がらず、輸入品も高騰

　酒類の高騰

　医療費の増加、老人医療の削減、生活保護費の削減

これに加えて

　常勤労働者の減少→ワーキングプアの問題

　　が重くのしかかっている国民にさらに消費税を上げるか、タバコを

　　１０００円にするかの選択を迫るとはっ

　これってオイルショック時よりもひどい有様ではないですか？

　　あの当時はそれでも政府が何とかしようとしてくれたけど、今回は

　　まるっきり手を打つつもりもなく、かえって負担を増やそうとしている。

　福田総理の理論は

　老人が医療費を使うから悪い。

　病気になって高額の医療費をかける人がいるから悪い。

　生活保護を受ける人がいるから悪い。

　障害者がいるのが悪い。

　貧乏人がいるから悪い。生産能力のない日本人は非国民

と思っているんでしょうね

そして自分は「高齢者の一人」とは思っていない浅はかさ

 

もっと許せないのは、国民の事はほったらかしにするくせに

北朝鮮との国交正常化は急ぎたい・・・だから制裁を解除しようと

していることです　北朝鮮との密約の噂もありますよね

こんな恐ろしい人に政治を任せている日本。

そして黙ってみているしかない国民

いつからこんな風に国民が怒る事が出来ない世の中になってしまった

んでしょうか？

まるで独裁政治ではありませんか

もう政党に任せるのではなく、直接的な話法でいくしかないんじゃないの？

 

 

杉並の転落事故・・・業務上過失致死？

　昨日も書いた「杉並第１０小学校の天窓から転落死」について。

記者さん、こんな事を質問していました

　屋上で授業をする必要があったのか

　担任は落下の時、見ていたのか

　担任は注意していたのか

　天窓の安全管理をやっていたか

　学校側は担任の先生に罪をなすりつけようとしているみたい。

　担任は注意していなかったらしい

　天窓に登ることは想定していない

　普段は屋上に登ることを禁止し、鍵をかけているが、

　　その日の授業はグラウンドが狭いということで

　　このクラスの先生が独断で屋上に上がった。

 

　で、安全管理専門の識者いわく

　天窓などに柵を設けるなどの安全管理を

　　　怠っていたのではないか

　子供の冒険心を満たしつつ安全を確保するのが教師の義務

　業務上過失致死・・もやむをえない。

 

　で、保護者へのインタビューで放送されたのは

　ただただ驚いて・・・

　屋上で授業していることは知りませんでした。

 

　多分これからの流れ・・・・

　担任の先生を業務上過失致死の疑いで書類送検

　担任の先生に懲戒免職か定職処分

　亡くなった男児生徒の親が学校を相手取って損害賠償

 

　昨日、学校を取材した映像の中で子供達は「先生は危ないから

　　そこに上らないで」と言っていた」と発言しています。

　事故は授業を終えて先生と生徒が教室に戻る時に起きています。

　　この生徒、何を思って天窓に上ったのでしょう・・

　　そんな所にいたずらで登る・・という事は想定外だった筈です

　天窓の強度、柵周りの問題ですが、そもそも明り取りの天窓なんて

　　普段は触ることもないし、その強度について「人が乗っても大丈夫な

　　ようにする」なんておかしくないですか？

　　まして柵を設けるなんて・・・・（雪国で雪の重みで天窓が割れる危険性が

　　あるならともかく）

　校長先生は担任の先生に全て責任を押し付けて、識者は学校と

　　先生と教育委員会が悪いといい、生徒の親は先生が悪いといい・・・・

　　校長先生は生徒達の前で謝るんでしょうか。死なせてすみませんって・・・

　　そしてＰＴＡは「何で屋上なんかで授業をしたのよ」と怒りまくるんでしょうか。

　　これじゃあ、絶対に教育再生なんて出来ません。