yopikoの、たなばた日記

フクロウグッズ・書・風景・植物や日々の出来事など、写真で気ままに綴っています♪

日野用水開削450周年記念事業4回目「座学と日野用水まち歩き」③終

2017-06-22 05:30:00 | 「玉川上水に親しむ会」&水辺探索

日野用水まち歩き、続きです~ 
(初めて歩いた場所が多く、画像も沢山あり・・・ひっぱりました~)

水の中に咲いたオオカナダモの花を見ながら歩いて行くと、


小さな堰があり、左に取水口があります。


その先で余水が流されています。


ありました~小さな田んぼです。










小さな洗い場跡


また、田んぼ発見。


馬頭観音


北側に分岐しています。


水車があった場所
水車が55あったそうですが、今は残っていません。


この先は中学校。敷地内を水路が流れているそうです。


精進場
昔は、富士山・大山・御嶽山などへの参詣が盛んに行われ、
日野から出発する人々は、この場所で禊を行ったそうです。

この地点で、下堰用水が仲田掘経由、上堰の薬王寺堀用水が合流し、第一中学校の校庭を抜け、車堀(北裏川)となっています。


昭和4年(1929)の写真が掲げてあります。
(用水を辿ると、あちこちに古い写真があり、当時の様子が分かるようになっています)

精進場で、まち歩きはおしまい。解散となりました。


☆まとめ☆

農業用水路として、国から土地改良区に取水許可が下りているのが慣行水利権。
国が許可を出すよりももっと強い権利。昔から使われているので慣行水利権。

しかし、農家あっての日野用水、農家・水田が無くなれば、取水権も無くなる恐れがあり、
稲作は経営効率が低く、高齢化や資産相続問題等で、益々水田が少なくなり、用水の危機にあります。

多摩川から取水している日野用水、300人(軒)いた農家は80人(軒)に減り、現在は10人(軒)に激減。

都市農業の維持管理の難しさがあり、
農家が維持できなければ、日野市や団体が代わりに耕作出来れば残るかもしれません。

用水の町・日野。                                                                                             
 


(CANON PowerShot S120)


にほんブログ村 主婦日記ブログ のんびり主婦へ
にほんブログ村 ランキング参加中~ ↑ポチっと、応援クリックお願いします

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

☆ 御覧いただいてありがとうございます ☆ 

☆フクロウコレクションをアップ中~現在の数【841】 ☆25日は雑草倶楽部、9・19・29日は空倶楽部に参加中~  ☆使用カメラ NikonD750・レンズ24-120mm、70-300mm、TAMRON90mm、150-600mm。 CanonEOSkissX6i・レンズ50mm、10-18mm、18-135mm、TAMRON90mm、18-270mm。     FUJIFILM X-S10・15-45mm、50-230mm、SIGMA16mm。 ネオ一 Panasonic LUMIX 25-400mm。