日野用水まち歩き、続きです~
(初めて歩いた場所が多く、画像も沢山あり・・・ひっぱりました~)
水の中に咲いたオオカナダモの花を見ながら歩いて行くと、
小さな堰があり、左に取水口があります。
その先で余水が流されています。
ありました~小さな田んぼです。
小さな洗い場跡
また、田んぼ発見。
馬頭観音
北側に分岐しています。
水車があった場所
水車が55あったそうですが、今は残っていません。
この先は中学校。敷地内を水路が流れているそうです。
精進場
昔は、富士山・大山・御嶽山などへの参詣が盛んに行われ、
日野から出発する人々は、この場所で禊を行ったそうです。
この地点で、下堰用水が仲田掘経由、上堰の薬王寺堀用水が合流し、第一中学校の校庭を抜け、車堀(北裏川)となっています。
昭和4年(1929)の写真が掲げてあります。
(用水を辿ると、あちこちに古い写真があり、当時の様子が分かるようになっています)
精進場で、まち歩きはおしまい。解散となりました。
☆まとめ☆
農業用水路として、国から土地改良区に取水許可が下りているのが慣行水利権。
国が許可を出すよりももっと強い権利。昔から使われているので慣行水利権。
しかし、農家あっての日野用水、農家・水田が無くなれば、取水権も無くなる恐れがあり、
稲作は経営効率が低く、高齢化や資産相続問題等で、益々水田が少なくなり、用水の危機にあります。
多摩川から取水している日野用水、300人(軒)いた農家は80人(軒)に減り、現在は10人(軒)に激減。
都市農業の維持管理の難しさがあり、
農家が維持できなければ、日野市や団体が代わりに耕作出来れば残るかもしれません。
用水の町・日野。
(CANON PowerShot S120)
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