よし坊のあっちこっち

神出鬼没、中年オヤジ、いや、老年オヤジの何でも有りブログだ!

たかが落花生、されどピーナッツ

2010年09月08日 | アメリカ通信
小さい頃、そう、昭和の27-29年頃だと思うが、おやつに落花生ばかり食べていた。そう言えば、戦後の闇市の名残というか、延長線上にあった、新宿西口の何でも市で、親父に連れられ、落花生を袋一杯買って帰った記憶がある。帰りは都電というやつで、阿佐ヶ谷で降り、そこからは歩きだ。当時は、トロリーバスなんかも走っており、今では想像できない風景だ。

因みに、よし坊的ピーナッツの定義は、落花生とは皮付きを指す。これに殻が付いたのが殻付き落花生と呼ぶ。ピーナッツとは、皮無しを指す。これがよし坊の定義である。

このピーナッツに最近嵌ってしまった。今まで何十年も見向きもしなかったピーナッツ。例えば、アメリカでは色々なナッツが安く買える。もっともバラエティに富んでいるのが、カシューナッツ、ブラジルナッツ、ウォールナッツ、ピカンナッツ、マカデミアナッツ、アーモンド等が入ったミックスナッツだ。その中でも安くて、最もありきたりのナッツがピーナッツ。これに嵌った。今、毎昼毎晩のデザートとして食べまくっている。自分でも呆れているのだが。住んでいるジョージアは別名Four Ps Stateとも言う。パイン(松)、ピーチ(桃)、ピカンナッツ、そしてピーナッツの産地で、頭のPが4つ付く。住んで15年、漸くジョージアの一員になれたのかも知れぬ。

写真のような容器のピーナッツ。スーパーに行くと、たまに(というか結構頻繁に)ボゴ(BOGO)をやっている。BOGOとはBuy One Get One Freeの略で、一個買えばもう一個がタダとなる。商品も塩付き(8%)から、塩控えめ(3%くらい)、塩無しと三種類ある。当然塩無しを買うのだが。

毎日、ピーナッツを食べながら、あの新宿の光景と都電、トロリーバスが頭を過ぎる。