ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

さくらんぼ

2012年07月16日 | 日記

 知人からさくらんぼを頂く。山形産です。

 さくらんぼの瑞々しい色鮮やかさは、例えようもありません。

 水村美苗さんは近作「母の遺産」の中で「英語のcherryに比べたら、いかに『さくらんぼ』という言葉のほうが、ふっくりとした若い女の身体を彷彿させ、愛らしいことか」とセクシーに称えています。

 ほんと、もったいなくて食べられない、といった雰囲気があります。

 この、さくらんぼ、丹精をこめた農産物であり、商品です。ひとつひとつもいで綺麗に箱詰めにして市場に出すまで、どれほどの労力がかかったものやら。

 日持ちもしないようだから、品質の管理がむつかしいのだろう。

 他の果物に比べ、値が高いが、その高さだけで十分生産農家の苦労に報いているのだろうか。近年、カリフォルニア産のさくらんぼが安価で出回っているので、余計気にかかります。【彬】

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