
連日の気温上昇にさつま芋の温床「芋床」も盛況を見せ始めた。
この少し赤黒いような、少し不気味にも見える物はなんだか分かりますか?

昨年も少し作ったから、驚きませんでしたがこれが「安納芋」の芽ですよ。
鹿児島、特に屋久島などで特産とされ、糖度が素晴らしく高い貴重なさつま芋です。

昨年はお二方から合計7本の「安納芋」種イモを頂いて、
50本ほどの苗を作りためしに植えてみたが、掘る際は胸が高鳴りましたね。
そして、収穫した「安納芋」は売ることはもちろんの事、食べることも我慢して、
これだけの数量を種イモとして保存していたのでした。

ま、何が普通って言うことも無いけれど、これはごく一般的なさつま芋の芽です。
種類はこれも結構貴重な「玉乙女」ですね。

この「玉乙女」も量的には「安納芋」にも負けてはいません。
この二種類はさつま芋を「ホクホク系」と「ベトベト系」に分類したならば後者の方です。
焼き芋にしたら、もうそのまんま「芋ようかん」ですよ。
掘り立てで糖度が16度を越え、保存によって澱粉の糖質化を図るとなんと40度を越えるとも。
この甘い、甘い「安納芋」と「玉乙女」の焼き芋で乙女たちのハートをとろかそう。
なーんてのが、スベルべの作戦、じゃなかった夢ですよ(大笑)。
「赤い芽~青い芽~見える芋床に~♪」なんて鼻歌も古いけれどもねー(笑)。
さて、本日でインフルエンザに罹患後10日が経ちました。
昨日は、むずむずする気持ちを抑えかね「初山」ゼンマイ採りに出かけました。
ま、試運転にしては上々のムシロに広げて二枚分のゼンマイ(10キロくらい)を採ってきました。
ほぼ、身体は全快と言っても良いようです。
インフルエンザで断ってしまったケーブルテレビ『魚沼農業日記』の収録も、
今日は本格的撮影、収録の初日を迎えます。
お待ちかねの皆様、ご期待下さい。って待っている人もいないかな(大笑)。