畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

新緑の栃尾又温泉を訪ねて

2012-05-11 05:29:39 | 暮らし

 昨日は久しぶりにブログのアップが出来なかった。
実は多忙な中、一昨日の夕方から一泊で「栃尾又」温泉に行ってきたのです。

 朝からジャガイモ植えを必死でこなし、午後からも雑用を片付け、
妻は温泉に持参する料理を作ったりと目の回るような仕事の末の出発でした。
これは一泊後の昨日の朝のマックスとの散歩での新緑の風景です。


 「佐梨川」は雪解け水で薄濁り。
ところどころに雪を残して静かなたたずまいで水音ばかり。


 同じところから下流域を見るとご覧の通り。
コンクリートの護岸工が昨年夏の水害で破壊されています。


 ランプの宿として有名な「駒の湯」の立て看板から、枝折峠への道路に出ます。


 道路のすぐ上には「カタクリ」のお花畑。


 「ヤマザクラ」が満開です。


 マックスは今回も温泉への入浴と一泊は叶わず、私たちと乗って行った軽トラ泊。
散歩のために早朝の五時に駐車場の軽トラに行くと運転席で丸まって熟睡していました。
でも、「見返り橋」の手前で畑眠そうな顔つき。


 「見返り橋」の向こう側には捨てられた雪の山が残っている。 


 「大湯温泉」から「栃尾又温泉」への通称「栃尾又街道」脇の斜面は、
昨年夏の水害の爪痕が残っていて復旧工事が始まったばかりの様子。
この辺りでの記録的な豪雨が我が家を襲った濁流となって下って行ったのでしょう。


 私たちが一泊した「自在館」への標識です。


 右がその「自在館」です。駐車場の奥の乗用車に挟まれてマックスの宿軽トラが止まっている。

 なぜ超多忙な時間を割いてここを訪ねたかと言うと、妻の母と、その妹夫婦が、
湯治に来ているので「湯治見舞い」と称して表敬訪問を兼ねての事でした。

 夜は五人でゆっくりと夕食。
山菜料理、岩魚の塩焼き、鴨鍋などで美味しいお酒をたっぷりとごちそうになりました。

 食事を終え、部屋に帰って休憩ののち、長い階段を下って「下の湯」へ一人で行きます。
先客は一名のみで、会釈して静かに入ります。
ところがここからハプニングで温い湯に浸かっているうちに何時しか眠りに落ちてしまった。

 「お掃除に入らせていただきます。ご家族が心配して来ていらっしゃいますよ」と、大きな声で目覚めた。
慌てて、風呂からあがると心配そうな顔つきの妻が待っていた。
眠りに入っていたが、ふと目が覚めると私の姿が見えず、心配で降りてきたとのこと。

 なんと二時間半近くも温い温泉に浸かっていたのでした。
途中で、二人が新たに入ってきた記憶も有るし、一人の先客も去り、
風呂には私一人になったことも記憶が有るのだけれど、そのあたりから眠ったらしい。

 でも、雨模様の天気予報でも有ったので文字通りの骨休めにはなりました。
昨日は朝食後にまた二時間ほど入浴してお昼に帰宅。
また超多忙な暮らし、現実の世界に帰ってきたのでした。

 午後からは「すずきち」さんが来宅して野菜と、コゴメの収穫。
そして、三時少し前には小学校へバドミントンのコーチとして行きます。
夕方は村の役員会に出席して帰宅したのは十時半過ぎ。
夢のような湯治宿の一泊二日からまた超多忙な現実の世界へと戻ったのでした。
コメント (6)
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