畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

「独活の塩漬け」を食べる(その1)

2020-02-14 05:06:18 | 山菜

 独活の塩漬けは冬の食べ物かなー。ある年の春の風景からどうぞ。

では、採るところからお話ししましょうか。こんな風に雑木も生えない斜面に出ている。

 

 こんな風にまとまって出ていたら最高。

株の下が昨年の独活の枯れたもので「独活の大木」かな。

近づくための足場、足がかりが無くて小鎌で斜面の土をえぐって作ることも。

 

 採ってきた独活は葉をむしり取り、皮をむいて塩漬けの準備。

左の切り落とした太いところは、生で味噌をつけて食べるスベルベの酒の友(笑)。

 

 昨年はこれほど採らなかったから何年か前の写真でしょうか。

ま、出ているにしても加齢により昔ほどの体力は無くなってそれほど採れませんが。

 

 プラスチックの漬物に漬け込む。この辺りまではすでに何回かお見せしていますね。

塩はたっぷりと使いますね。食べる際は塩抜きをするから塩分の摂りすぎの心配は無し。

           (続く)

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雪中花水祝いの儀(その3終わり)

2020-02-14 04:39:44 | 暮らし

 行列も一段落しました。昔と比べたら夜店も少なくなりましたねー。

それでは、行事の行われる八幡神社の境内に行ってみましょうか。

 

 百八灯と呼んだかな、数多い蝋燭に点火。

火薬を仕込んであり、するすると火が走り見事に点火が成功。

 

 さて、村役を演じるメンバーが舞台に登場。

雪中花水祝いのクライマックスが近づいてきました。

 

 コンパクトカメラを手持ちで頭の上にかざして写したので不鮮明です。

いよいよ、花婿に冷水を手桶から掛ける儀式が始まります。今年の新婿は13名だとか。

 

 ボディビルをやっているのか、凄いマッチョな婿が登場。

会場の全員からオーっという歓声が上がり、答えて婿殿ガッツポーズてを披露。

 

 この辺りの体つきが、今風の体の婿殿かな。

目撃できなかったけれど、テレビでも新聞でも珍事が報じられていました。

 なんと、水が入った木桶が村役の手から離れてスコーンと婿殿の上に落下したとか。

ま、愛嬌でしょうかね。冷たい水を浴びた婿殿は花嫁さんに向かって一目散。

 暖かな胸の内に飛び込むのですから。

この後花火の打ち上げもあり、古い行事を復活させた「雪中花水祝い」も無事に終了となったのでした。

          (終わり)

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