記録的な少雪の影響は(一)
酒屋さんはいかがだろうか。忙しく力一杯働いてこそ美味しいお酒。
売れ行きは減少傾向。飲み屋さんも同様だ。
例年よりも地域に活気が無いといううわさも耳にする。
雪による収入が減ることにより、世の中にお金が回らないという事であろうか、
「雪国は丁度良く雪が降るのが最も有難い」と言う商工関係者の言葉がすべてを表している。
一方、プラスの面としては、住宅や事業所の電気料金、灯油などが経費の減で助かっていると言う。
また、少雪で外出がし易く、年配者でも足元を心配しないで出かけられるということもあるという。
このように、少雪でありがたい面はあるが、「これからの地域の経済が心配」という、
一般市民の声もつよくなってきている。
気の重くなるような話が多いが、気持ちだけはマイナス志向にならないようにしたいと思う。
先日、入広瀬で「ぼた餅で雪乞い」と言う記事があった。
「国際雪合戦」や「雪中花水祝」も雪が間に合い、例年のように賑わいを見せた。
良くない状況でもへこたれない雪国人のしぶとさ、明るさをこんな時こそ発揮したいものである。
[次回へ続く] (新聞への寄稿で2回に分けての掲載。次回は来週)