
夜明けと共に、立ち込めている朝霧に気付いた。
小出の藤権現から雲海を見たくて、一人でそっと朝食を食べ書置きをして出発。

思った通りの霧の海、雲海状態になっています。
雲海のかなたには、権現堂山が見える。左が下権現堂山で右が上権現堂山です。

到着して間もなく、朝日が昇り始めました。
我が家から見る姿とは、違って見える越後三山も雲海に浮かぶ。

陽が昇るにつれ、雲海が照らし出され刻々と姿と色を変える。
自然の織り成す、大スぺクタルとも言える現象を息をのむ思いで見続けます。

藤権現の頂上直下の駐車場には、風景に似合わぬ無粋なパトカー。
実は、スキー場のゲレンデに到着すると、赤いイルミネーションと思う赤い光。
近づいてみるとなんとパトカーがゆっくりと登っていたのでした。
悪路の砂利道は、軽トラの方が走行しやすい。パトカーを煽るように走ったのでした。
駐車場に到着して、降りてきた警察官に何事かと尋ねると「遭難者の通報があった」との話。
スベルべを含めて3人の写真好きがカメラを構えていると間もなく、帰って行ったのでした。