
朝日が雲海を照らし始めると、刻々とその色が変化する。
小出市街は、この雲海の下で眠っています。わずかにNTTの電波塔が見えます。

杉の林にも雲海、霧の一部が残りさながら墨絵のよう。
右の真ん中あたりが、スキー場直下のグランド。先日めぐりめぐるマーケットに出店した場所です。

徐々に雲海、霧は消えて町並みが姿を現す。
中央付近の奥が、通称大湯街道で大湯温泉へと続き、もっと奥は奥只見湖へと続きます。

陽が昇るとともに、餌場に急ぐカラスが見えたり、ヤマガラの姿が見え始める。
先日来た際に、小鳥に水やりをする仕掛けだと思ったら、給餌器でした。中はヒマワリの種。
下の皿の左にヤマガラが来ていますが、お分かりになるかなー。動きが早いですからね。

駐車場から1分も歩いたら藤権現の山頂になります。
そこからは越後三山の反対側、北西方向の風景が広がる。
山頂が平らに見える山は、下倉山。あの上に下倉城があったのです。
直下は国道17号線が走り、魚野川も近くて見晴らしの良いお城だったのでしょう。
(続く)