畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載303「ボーリングブーム」(その1)

2023-12-11 05:00:49 | 暮らし
      ボーリングブーム(その1)

 ボーリングが爆発的なブームになったのは、昭和40年代の半ばだったろうか。瞬く間にボーリング場は増え、記憶にあるだけでも長岡を初めに、小千谷、六日町などにできた。小出はかなり遅れたタイミングで出来たように記憶している。
 職場でのレクリエーションにさえ取り入れられ、初めて触れるボールに及び腰で挑戦する先輩の姿も思い出される。
 ある年の正月、久しぶりに会った高校の同級生とボーリングをしようと話がまとまった。長岡のボーリング場に入ると、三時間待ちと言われる。(そのころは盆や正月、連休期間など普通の待ち時間だった)一応長岡で申し込みし、六日町まで足を延ばしたが同じこと。結局ボールは投げずじまいに終わったのだった。
 ミーハー的な部分も持ち合わせる私は、生意気にマイボール、マイシューズさえ揃えてしまった。ボーリングの道具類も売れ行き好調でなかなか手にできない。早く手に入るという事で、最も重い16ポンド(7.25キロ)近いボールを手に入れたのだったが。
              (続く)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする