先週金曜日の夜、「きらっと新潟」と言う番組で佐渡島が紹介されていた。
何年前のことになったのだろうか、佐渡島はオートバイで二回訪れいずれも一周した。
佐渡島の名物風物詩の「トビシマカンゾウ」が花盛りで、5月下旬だったようだ。
仲間5人がそれぞれ個性的なオートバイにまたがり新潟港からフェリーで渡ったのでした。
日付を見ると5月の末になっていて、既に田植えは終わっていた。
だから、農作業をする人影は無く、仕事の邪魔することなく存分に風景を楽しめた。
こんな展望台まで設えられていました。
佐渡島のこの地域は切ないところで、耕作地が少なく海からすぐ棚田が続いていた。
こちらはテレビの画面からの借用です。
テレビでは、別名「昇竜の棚田」とも紹介。そうですね、竜が登るさまにもみえます。
同じくテレビからの借用ですが、ドローン撮影の様です。
一つとして同じ形の水田は無くて、先人たちの苦労がしのばれます。
先人どころか、今の人たちも別の意味で苦労されています。
マナー知らずの観光客が農繁期、大事な田植え時期まで押し掛けるらしい。
中にはこんな大型のキャンピングカーまで。テロップを見てください。
中には田植え用に登った軽トラを邪魔して、バックさせる輩さえいる。
作業中の50歳前後の農業者は「正直むかつきます」なんて呟いた。
自分たちのことを差し置いて言うのも生意気だが、マナーを守れない観光客は失格ですね。
と同時に、山間地で不形成な小さな田んぼで耕作している自分の苦労と重なります。
県等の助成は勿論、農繁期等は人手の援助もオーナー制等
取り入れているのかな?
この景色や暮らしが永く残って欲しいと感じました。
キャンピングカーのおじさん?畦塗りやってみて下さい!
と思ってしまいました。
千枚田の風景も眺めましたが、こちらは開けているのに、岩首は狭い谷間でしたね。
やはり、以前と比べたら耕作放棄田が増えているそうですが、地域で守る取り組みもされているようです。
キャンピングカーにはあきれ果てますね。畔塗なんて言うとそのまま車で入っちゃいそう。
スベルべたちオートバイの手練れも「気をつけよう、落ちたら帰れないぞ」なんて言い合いました。
撮り鉄しかり、マナーもエチケットもわきまえない人種が増えちゃいました。社会全体の幼児化現象ですね。
佐渡島は行って見たいといつも思っていて仲間で旅行の計画を立てる時も希望を出していたのですがついに行かずじまいです。たらい舟とかそんなイメージがあるのですが農村地帯は想像もしていませんでした。棚田は観光客には喜ばれますが耕作している側にとっては大変ですよね。耕して天に至る、まさにその通りの景色で驚きました。
能登半島は会社のバス旅行で行ったことがありましたが昭和40年前半のことですから田舎の山道とそっくりで(今はもうしっかり舗装された道路になっていると思います)バスに酔った人が何人かいました。旅の恥はかき捨て、なんて言いますがマナーは守らないといけませんよね。
魚介類は美味しいし、風景も良いしスベルべはオートバイも含めて数回訪れています。
かなりの大バカ者って事でしょうかね(笑)。
何度訪れても島の人にとってはありがたい事なのでしょうが、仕事の邪魔はいけませんね。
ミケさんもぜひ一度ご訪問ください。近いですよ佐渡島は。