畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

吹雪く雪の越後

2014-02-06 09:18:46 | 自然

 昨日は朝から猛烈な吹雪。穏やかな暖冬だと思っていたが一転厳寒模様に。
降雪量、降る雪の量は強風に飛ばされて想像もできない。


 昔は、右の家の後ろ辺り一軒あった家がその頃の我が家の隣家。
冬になり雪が降り積もると、夏の道など関係なく最短距離に雪を踏んで道を作ったものだ。

 そして、その道踏みは我が家から隣家。そして、我が家から駅へと二方向。
小学校も高学年になると、まだ薄暗いうちから起こされて道踏みの手伝いをしていた。


 駅前広場は無料駐車場となっていて、平日は最大で30台もの自動車が停まる事になる。


 朝一の電車に乗った人の停めた自動車。
風下側が雪が張りだし、雪庇状態になっている。


 そして、自動車と自動車の間には吹き溜まりが出来る。


 こちら側、上りホームには散水消雪が設置されている。
待合室の通路は、片付けても片付けても、瞬く間に雪が吹きこむ。


 強い冬の季節風は、左、北西方向から右、南東方向に向かって吹く。
家の陰は全て大きな吹き溜まり状態になり、雪の量は家と家の間にに拠り雪の量が全く違う。


 こんな一日が続き、夕方食事を終えて表を見ると下り線、新潟方向が大渋滞。
ニュースを見ると高速の関越道が雪のため交通止めと出た。


 乗っている人々には気の毒だけれどもどうしようもない。
でも、昔は冬、1月2月と言えばこんな日ばかりだったような記憶も。

 吹雪の荒れ狂う日々を、ひたすら春を待って暮らしていたのです。
小学校3年生の時、村の真ん中から今の位置に家が移転。

 駅前にポツンと一軒だけ出来た我が家の冬は一種の陸の孤島状態。
今だったら児童虐待とでも言われかねない、凄い条件の中の登下校。

 そんな中で、我慢する心と逞しい精神、身体が作り上げてこられたように思う。
でもね、人間なんてすぐに楽に慣れるもので、スベルべトーちゃんも心身ともに鈍った見たい(大笑)。
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次に行ったのは本屋さん

2014-02-06 04:48:18 | 暮らし

 さて、優雅に美味しい食事を頂いた後は再び買い物。
もうすっかり「お上りさん」状態で行きたいところはまだまだ有るのです。

 こちらもはやる心で大型書店へと急ぐ。
昔、昔そのまた昔。花のお江戸と遊びに出たスベルべ青年。
「紀伊国屋」なる大型書店にビックリ仰天。呆けたように山のような本の間にたたずんでいたっけ。


 ま、先日買った本も有るけれど、一番面白く頷けた一冊がこれ。昔から、こちら「曽野綾子」さんと「上坂冬子」さんの評論は大好き。
だって、生半可な男どもよりも、よほど歯切れの良いお話、書き物をなさいますから。


 こちらも前者に負けぬ、男勝りの女傑ですなー。


 これは他店でも気になっていた一冊。
うーん、そろそろこんなことが面白く、そして気になる年齢になっちゃったのかなー。


 少し、真面目にこんな一冊も。
これでね、スベルべって結構純情で、少年のような気持ちも。なーんて思ったりー(大笑)。


 帯と、前書きに釣られてしまったけれど、うん、ちょっと拍子抜けの一冊。
五木さんも少しジーさん化してしまったような・・・・。少年老い易く五木も老い易し・・・・。


 つい、こんな実用書も。「トーちゃん、同じような本無かった?」無い無い、似たような本は有ってもこれはない。
いやー、参考になりますねー。今年のスベルべの芋類には一段とご期待下さいよー。 


 そして、「なー、これ要らない?」なんてちょっとスベルべママに謎掛け。
実は自分でこんな本が見たくってねー(笑)。ま、同じような本は沢山持っているけれど。


 でね、この著者「瀬尾幸子」さんは定期購読の週刊文春に美味しそうな、『台所の仕事』と言うコーナーを連載されているのですよ。
うーん、「聡明な女性は料理が上手い」って本当だなー。その反対って無いのかなー。
あの、桐島さんは料理の上手い異性には巡り合わなかったのかと、なんて余計な心配ですね(大笑)。


 それでね、つい気持ちが弾んでしまい、こんな本もポイッとね。ま、内容は想像にお任せするけれど、抱腹絶倒間違い無し。
でもね、人前で読むことは止めた方が無難。だって吹き出したら他人が驚くもの。
江戸の庶民のおおらかさは、現代のそれよりもカラッとしてますなー。

 さて、本はほぼ目的を達成したって気持ちで次はCD、DVDコーナーへ。
こちらは本にも負けずに恥ずかしい内容で内緒かな、ま、演歌ではありませんがね。
それでも、助手席のスベルべママに頼み、さっそく新しいCDを聞きながら帰宅の途に。

 ほぼ、一日遊んで暮らしたトーちゃんカーちゃんが帰ると、見つけたマックスが怒る事怒る事。
「ワンワン!なんてボクを連れてかなかったー!帰りが遅いぞー!ワンワン」なんてね(笑)。
夕暮れの迫る中、大急ぎでマックスのご機嫌取りに散歩を急ぐのでした。
コメント (2)
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