昨日は朝から猛烈な吹雪。穏やかな暖冬だと思っていたが一転厳寒模様に。
降雪量、降る雪の量は強風に飛ばされて想像もできない。
昔は、右の家の後ろ辺り一軒あった家がその頃の我が家の隣家。
冬になり雪が降り積もると、夏の道など関係なく最短距離に雪を踏んで道を作ったものだ。
そして、その道踏みは我が家から隣家。そして、我が家から駅へと二方向。
小学校も高学年になると、まだ薄暗いうちから起こされて道踏みの手伝いをしていた。
駅前広場は無料駐車場となっていて、平日は最大で30台もの自動車が停まる事になる。
朝一の電車に乗った人の停めた自動車。
風下側が雪が張りだし、雪庇状態になっている。
そして、自動車と自動車の間には吹き溜まりが出来る。
こちら側、上りホームには散水消雪が設置されている。
待合室の通路は、片付けても片付けても、瞬く間に雪が吹きこむ。
強い冬の季節風は、左、北西方向から右、南東方向に向かって吹く。
家の陰は全て大きな吹き溜まり状態になり、雪の量は家と家の間にに拠り雪の量が全く違う。
こんな一日が続き、夕方食事を終えて表を見ると下り線、新潟方向が大渋滞。
ニュースを見ると高速の関越道が雪のため交通止めと出た。
乗っている人々には気の毒だけれどもどうしようもない。
でも、昔は冬、1月2月と言えばこんな日ばかりだったような記憶も。
吹雪の荒れ狂う日々を、ひたすら春を待って暮らしていたのです。
小学校3年生の時、村の真ん中から今の位置に家が移転。
駅前にポツンと一軒だけ出来た我が家の冬は一種の陸の孤島状態。
今だったら児童虐待とでも言われかねない、凄い条件の中の登下校。
そんな中で、我慢する心と逞しい精神、身体が作り上げてこられたように思う。
でもね、人間なんてすぐに楽に慣れるもので、スベルべトーちゃんも心身ともに鈍った見たい(大笑)。