畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

少年老い易く、足ガクガクとなり易し?

2014-02-23 04:37:28 | 山菜

 マックスは今日でめでたく満15歳になりました。
どう?まだ耳が垂れている少年時代のマックスの可愛さ。 


 これは青年時代と言ってよいのかな。
ほら、若々しいけれども耳がピンと立っていますよ。


 これは昨年末に亡くなったミミママのお母さんとの久しぶりの再会場面。
すなわち、マックスのオバーちゃん?だけれどもマックスは会うとたちまち赤ちゃん返り。
もううらやむほどのメロメロ振りを見せます。


 得意のポーズ。
さつま芋を自分で掘ってどうだと言わんばかりの顔つき。


 トーちゃんの悪戯に付き合いながらも、つい本音の大あくび。


 強く、そして逞しく育った大人のマックス。
今も昔も寒さに強く、雪遊びが大好きでした。


 トーちゃんのゼンマイ採りに付き合うマックス。
「トーちゃんが頑張るんなら僕もー!」なんて大きな石を咥えて急斜面を登ります。


 はい、トーちゃんの悪戯にまた付き合っちゃいました。
暑さには弱いと言いつつも、夏の暑さの中でもトーちゃんの畑仕事に付き合いました。


 さて、老境に入りつつ有る頃のマックスです。
今は入りつつ、なんてものでは無くて老境の真っただ中。

 朝夕の散歩は欠かさないけれども、先日アップした通り「行きは良い良い帰りは?」状態。
帰りには足元もおぼつかず、もうよれよれで帰り着くと足が「ガクガク」状態。
拠って「少年老い易く、足ガクガクとなり易し」って訳。

 そうだよなー、マックスの友達「ロン」は随分前に旅立ってしまったし、
ライバルの「ポチ」も「チャー」もガールフレンドの「モモ」チャンもみーんな居なくなってしまった。

 今は生きながらえた命を一日一日大切に噛み締めるような毎日。
昨日の夕方の散歩でも、マックス任せにしていたら、あっちにフラフラこっちにフラフラ。
うーん、同じところを二回も歩き回るなんて不思議な行動でトーちゃんをちょっぴり悲しませてしまいました。
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さつま芋

2014-02-22 04:36:01 | 野菜

 今年は越後、魚沼は小雪。とは言えまだ1.5メートルほどの雪に畑は埋もれている。
そこで、畑仕事とも言えないけれど、今は農業関係の書物を引き出しては机上演習。

 これはある本のさつま芋の名称と分類の図式ですね。
「安納芋、べにはるか、ベニアズマパープルスイートロード」など我が家で作る種類も見える。


 「べにはるか」これも美味しいですよ。


 「安納芋」これは本格的に取り組んで丸二年。
三年目の今年はもっともっと増やしますからねー。


 「アレッ!マックス!」と思わず呟いたほどのワンワンショット(笑)。
これは、さつま芋の苗を畑で作り、種イモを放置すると沢山のさつま芋が出来るって説明。 


 我が家の作るさつま芋の中で1、2の人気を誇る「たまおとめ」って干し芋の材料なんですよね。
これがねー、焼き芋にしても最高!なーんてことは皆さん余りご存知ないですからね。


 焼き芋に下した各種さつま芋の断面。
ほら、どれを見ても美味しそうでしょう。

 今年は、さつま芋の種イモを滝沢種苗さんにお預かりして頂いています。
たっぷりの「安納芋」「たまおとめ」そしてちょっぴりの「ムラサキマサリ」などが眠っています。

 他の「ベニアズマ」「黄金千貫」「べにはるか」等の入手が簡単な種類は苗屋で購入します。
「腕が鳴る」って程のものでも無いけれど、やはり、日も長くなってきて土が恋しくなってきました。





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「ニシン」を食べ尽くす

2014-02-21 04:00:44 | 食べ物

 先ずは焼いて食べ、次には煮魚で食べ、とどめは天麩羅。
スベルべはこの「ニシンの天麩羅」は好物の一つでも有ります。


 こうして、三枚におろし腹骨を梳き取ったニシンの天麩羅に甘い甘い大根おろし。
中骨も大切に、じっくりと揚げて「骨せんべい」にして食べる。


 上の娘のメニューを聞いてスベルべママが作った「高菜鍋」。
漬けた高菜と、たっぷりの野菜。そして大根おろしで仕上げてあり、塩分は高菜漬けの塩辛さだけ。 


 もちろん、高菜の塩漬けは万全の塩抜きを施してある。
豚肉も入って、栄養バランスも最高だけれども、スベルべママの採点は天麩羅と重なり全体としては減点。


 「ニシンの天麩羅」が好物ならば、その残った天麩羅で作る「ニシン丼」は大好物。
これはもう「カツ丼」にも負けない舌に絡みつき、一度食べたら忘れられない美味しさ。
今は亡き、父母伝来の料理であり、我が家の密かな家伝の食べ物でも有りますね。
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マックスの「行きは良い良い帰りは怖い~♪」

2014-02-20 04:37:03 | マックス

 さー、勢い良く夕方の散歩スタート!
グイグイと力強くリードを引き、スベルべトーちゃんを散歩に連れて行くって態。


 小雪のちらつく中、気の向くままにあちらへふらふら、こちらへふらふら。
もうここのところは、自動車の心配でも無い限り、行先はマックスの気分に任せます。


 でも、行きたいと態度で示していたコースも半ばを過ぎるとガクンとガス欠状態。
足取りの重くなるマックス。


 もう、疲れ果てたちゃったー、なんて雰囲気がありあり。


 ようやく、家に帰り着いたのは良いけれど、小屋を目前にしてストップ。
「ほら、マックス!お家に入ろう!」なんて軽くツンツンとリードを引いて小屋へ。


 さて、先日マックスの各種病気に対する「ワクチン接種」をしてきました。
ほら、問題のワクチンはこの丸で囲まれた『G 犬レプトスビラ』ですよ。

 今はどうかは定かではないけれど、この『犬レプトスビラ』は東日本では発症例の少ない病気とされていました。
そこで、親切な獣医さんは必要無いと判断し、接種を省いたのが4歳だったか5歳の時でした。

 スベルべトーちゃん、カーちゃんと颯爽と「権現堂山」登山に挑んだマックス。
意気揚々と人間をリードする形で楽々と登頂を果たし、ただ、七合目だったかの唯一の清水、
「弥三郎清水」に先着したマックスは、熱くなった身体を冷やすべくじゃぶじゃぶと入ってしまった。

 トーちゃんとカーちゃんはお陰で楽しみにしていたその清水を飲む事は叶わなかったのでした。
無事に下山した何日か後、マックスは体調を崩して寝込む事になります。

 最初は冗談半分で「ほら、マックス!トーちゃんカーちゃんに清水を飲ませなかったからだぞ」
なんてからかっていたけれど、日増しに体調は低下するばかり。

 そして、この獣医さんに連れて行く頃には餌はおろか水さえも喉を通らないような状態。
入院して、血液検査のための血液を取ったりして、情けないような顔つきで病院の檻に入ったのでした。

 それでも、一考に快方には向かわず、点滴を受けたけれどもその細い管も噛みちぎって抵抗。
最後は「一旦退院させましょうか」の言葉は、言外に家で看ってくれというふうにも取られた。

 帰宅してからはスベルべママと娘の必死の介護で生き伸びていた。
嫌がる口をこじ開けて、薬を口の端から詰め込んで飲ませていたのです。
16キロ有った体重が13キロまでにやせ細り、スベルべはただただ涙をこぼすばかり。

 しかし、奇跡は起こりました。
立ち上がる事も出来ないような状態の中で、ある日大好きだった鶏肉の一片を口にしたのです。
それがきっかけとなり、徐々に食べ物を口にするようになり、命拾いをしたのです。

 その後の診断時に、血液検査の結果を知らされ「犬レプトスビラ」の感染痕跡ありと診断されたのです。
血液検査は、県の機関と製薬会社の二箇所で行われ、両方とも同じ結果でした。

 そして、獣医さんのお話では「治っても腎臓にダメージが残り、人工透析状態になるかもしれません」との事。
しかし、幸いと言おうか奇跡と言おうか、その後遺症は残らず元気を取り戻したのでした。
一度は諦めかけたようなマックスの命は、みんなの必死の介護で復活し、やんちゃなマックスに戻ったのです。

 さて、マックスも間も無く満15歳の誕生日を迎えます。
奇跡とも言うべき復活劇を演じてくれたマックスは、まだ当分トーちゃんカーちゃんを散歩に連れ出しそう。
そんな気持ちで、一日一日の命、そして散歩を噛み締めるように楽しむ毎日が続いています。
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野次犬マックス?

2014-02-19 04:13:58 | 暮らし

 冬の今でも時々駅にいわゆる「撮りテツ」、鉄道マニアが写真撮影に来る。
そんな姿を見て、何年か前の光景が思い出された。

 広域農道と呼ばれる広い道の跨線橋上に数え切れないほどの人の山。
脚立持参で、一人で何台ものカメラを使い分けています。


 さて、そこで「なんだ、なんだ、何か面白いものか?」なんて、マックスも野次馬ならぬ野次犬に。
そうそう、昔、我が家で飼っていた猫は野次猫で救急車やパトカーのサイレンに二階に駆け上がった。


 「フン、何も無いじゃないか、君たちを見ていた方がよほど面白い!」なんてね。


 マニアたちが危険を冒してまで写真に収めたかったのはこの列車。
重連のディーゼル機関車に牽引されるこの車両編成が珍しいものだったらしい。


 「なーんだ」とガッカリしたのはスベルべもマックスさえも同じだった様子。
ま、人の趣味なんて、興味の無い人が見たならばこんなものなんでしょうね。
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