二つの物語が収録されています
作家である妻が死ぬ話
作家である妻の夫が死ぬ話
夫は妻の作品を愛した
一番の読者だった
背中合わせのような物語
言葉で愛を紡ぐ夫婦
覆せるものならと
二つの物語が収録されています
作家である妻が死ぬ話
作家である妻の夫が死ぬ話
夫は妻の作品を愛した
一番の読者だった
背中合わせのような物語
言葉で愛を紡ぐ夫婦
覆せるものならと
「レインツリーの国」は 耳が聞こえない娘ひとみが持つブログ
ひとみが書いた本の感想を読んだ伸行は それが自分にも強く印象残す作品だったことから メールを送り また彼女から返信があったりして 文章や感じ方 そうしたものから入り 好意を深め 直接会って話したいと願うようになる
私は健常者という言葉が障害者という言葉や〇〇が不自由な人という表現と同じくらい嫌いだ
時期を同じくして書かれた図書館内乱の作中に出て来る小説でもある「レインツリーの国」
意味ある仕掛けがなされている
有川浩さんはライトノベルという体(てい)をとりながら 文章で 「これ おかしいよ」と思うことを 作品や筋の運び
登場人物の言葉を借りて 訴え 闘っているように感じる
いつの間に こんなに使ってはいけない言葉が増えたんだ 日本?!
優しさとは何か
読んで考えてみてほしい
それが 何かを考えるスタートになると思います