帯によれば週刊少年ジャンプに連載30周年の漫画 「こちら葛飾区亀有公園前派出所」扱ったアンソロジー
日本推理作家協会の人気作家が競作している
先年 実写でドラマ化もされた人気漫画
爆笑必至の「ぬらりひょんの褌(ふんどし)」(京極夏彦作)
妖怪シリーズの本屋さんは意外と長生きしたことが分かる
紅一点参加の柴田よしき作「一杯の賭け蕎麦ー花咲慎一郎、両津勘吉に遭遇すー」
食い逃げ男を改心させるべく 恐ろしき蕎麦を食べるはめとなった慎一郎VS両津
シリーズ離れても慎一郎は受難の男のようだ
石田衣良作「池袋⇔亀有エクスプレス」 果物屋にいた誠は 依頼人と共に行動することに
両津勘吉の依頼を果たすことができるだろうか?!
大沢在昌作「幼な馴染み」
こちらは新宿鮫との融合
鮫島と恋人を案内する薮は 会いたくなかった男 両津に見つかってしまう
今野敏作「キング・タイガー」
フイギュア作りに燃える男が目にした作品の作り手はー
逢坂剛作「決闘、二対三!の巻」
よくクビにならない刑事がいる
梢田と斎木
この二人の前に研修という名目で出現したのは 両津と秋本麗子
夢のやふなその顛末
東野圭吾作「目指せ乱歩賞!」
あくまで賞金目当てで両津は小説を書く
恐るべきパワーと行動力をフルに使って
その行動は犯罪じゃないかい?と思うのだが 両津は時間も法も常識も超越した存在らしい
さきに「こち亀」への愛ありきー
とても楽しい一冊です