古美術商・獺
全国どこでも出張買取
地方の蔵に眠る骨董を仕入れて売る「うぶ出し屋」が生業の小池則夫
かつては自分の店があったのだ
しかし騙されてカモになりー店も妻子も失った
20年前のことだ 贋物をつかまされて
真贋 見抜けなかった
そして失った四千万円 茶碗一つで
ひょんなことから立ち寄ったある家の蔵で 今度はニセモノに百万円の金を出した則夫
さらに自分を騙した男が20年前 あの茶碗を作った男だと知る
野田佐輔ー茶碗を焼く男
才能はあったのに贋物つくりで昔あった輝きも失いうらぶれている
奇妙なことに則夫の娘と佐輔の息子が意気投合 恋仲になる
則夫は佐輔と組んで 自分達を利用し騙した男へ一泡ふかせようと思いつくのだ
佐輔を利用した形となり 過去悪事に加担してことで心が咎めているTV出演もする鑑定家
騙されるもんが悪いんやーとがめつく汚く生きてきた男
佐輔が本来の焼き物への情熱を取り戻し 則夫も何かを取り戻す
そうして出来上がる作品
首尾よく運んだあと
則夫は佐輔にこう言う
「利休の茶碗はもういい あんたの茶碗を売るんだ」
佐輔の作品「大海原」を手に取り こうも言う
「いい面構えをしているじゃないか 四百年またなくたって いい器だ」
映画も面白そうですが 本も面白いです
この映画の宣伝番組を観たのですが 出演者が楽しんで演じられているように見えました
詳しく情報あるサイトさんです↓
http://blog.imalive7799.com/entry/Uso-800-201801