夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

米澤穂信著「儚い羊たちの祝宴」 (新潮文庫)

2015-08-13 16:06:14 | 本と雑誌
儚い羊たちの祝宴(新潮文庫)
米澤 穂信
新潮社



「身内に不幸がありまして」
気高いお嬢様に仕えることとなった村里夕日の手記
その忠実な夕日を ある理由からお嬢様は殺した「身内に不幸がありまして」タイトルが生きています



「北の館の罪人」
母親が死んで 父親の血縁と暮らすことになったあまり 財産狙いで人を殺したけれど
殺人者の証拠が絵に残されていた

死んだ人間が遺した絵は 殺人者を告発する




「山荘秘聞」
その建物で暮らす女性は 客を待っていた 客を待つがゆえにー
その手は血に濡れる



「玉野五十鈴の誉れ」
君臨する祖母 孫娘を幽閉し あまつさえ毒すら与えて殺そうとする

その孫娘に与えられていた使用人は 罪を犯した

その罪こそが その使用人の誉れであった



「儚い羊たちの晩餐」

中途半端な日記に書かれていた内容は とても恐ろしいものだった



読書の会のバベルの会がそれぞれの物語をつなぐモチーフ


殺人者達は物語を紡ぐ そrぞれに







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