夢見るババアの雑談室

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ほぼ身辺雑記です

林宏司(はやし こうじ)著「トップナイフ」 (河出文庫)

2020-01-19 12:17:40 | 本と雑誌
トップナイフ (河出文庫)
林宏司
河出書房新社












著者は出版社勤務を経て2000年「涙をふいて」で脚本家デビュー
その後「医龍」「GM踊れドクター」「コードブルー ドクターヘリ」など錚々たる作品に関わってきたーと
著者紹介にあります

いわば お手の物の医療関係の作品で作家デビュー

既にドラマ化され放送中です

個性豊かな脳外科医たちは身近な人間や患者との関わりで見せる変化

「氷の女」
女医の深山はバツイチ 娘は再婚した夫が育ててきた
その娘が家出してきてー
母親よりも医者を選んで生きてきた
だから今更いいとこどりはしない


「俺はもう死んでいる」
天才的な技量持つ黒岩
独身貴族を謳歌してきたが 昔関わりあった女が「あなたの子供よ」と男の子を連れて来た

一緒に暮らせば情がうつる
ましてや もしも自分の子と思ったら

そしてー

居なくなれば 



「才能」
上を目指す医師がいる

患者を一人の人間として見た時 
言わなくてはいけないことを言うのも辛いことだってある

それを乗り越えてこそ 本当の治療もできる

「脳と恋」
学校の成績だけで優秀な医師にはなれない
患者は人間 心がある

それまでの人生も

かけだしの小机には理解できない 人の心 長年連れ添った夫婦の間にあるもの


脳というひどくデリケートで触れるのも恐ろしく思える部分を手術する医師達は様々な症例と出逢い
またそれぞれに成長もしくは変化していく




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2 コメント

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面白いと思うとけど。 (alpstakibe)
2020-01-19 22:26:01
医療のシーンより、ごたごたのシーンのほうが今のところ多い気がします。
これから、もっと脳外科ならではのお話出て来るのかなぁ・・・
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alpstakibe様 有難うございます (夢見)
2020-01-20 09:35:00
連続ドラマになると原作を膨らませ 原作にはいない人物も登場し 多少のキャラ変もあって

目新しさを狙った脳外科医という分野かなと

ドラマ終わりの踊りのが 必要だった?!と^^;
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