幼馴染の二人の青年はそれぞれに夢と野望があった
高樹治郎 記者として
田岡総司 政治家の息子として
しかし二人の青年の生き方はそれぞれの立場で行違う
将来の展望として汚れ仕事も厭わなかった総司
友人として・・・幼馴染の変貌が不正が許せなかった治郎
治郎が書いた記事が許せなかった総司は・・・メディアもコントロールできる政治家を目指す
こうして高樹家対田岡家 家対家 記者と政治家の半世紀に渡る争い 遺恨は始まる
第二部では執念深い総司側による陰湿な企み 意趣返しが
孫子の世代にまでも受け継がれていくことになる
始まりは・・・・・立場によるそれぞれの「正義」が何処にあったか
解説は佐藤憲一さん
著者の作家となる前の時代にも触れられており とても興味深い内容となっております
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ごめんなさい