「そこをなんとか」も人気の麻生みことさんが京都を舞台に描く恋物語
細い路地にある長屋は「つくる人」
分野を問わず 手に職持ち 何かを作る人 そんな人の住居兼店舗となっている
本を作る女性への依頼は 本だけでなく 恋も育んだ
恋人に自分だけのしるしをつけたい女性の恋は いつも壊れる なぜならばー
画家としての才能は信じていた だから! 相手を想うあまりに選んだのは
書けなくなった男の前に現れた鮮やかな娘
ーわたしを必要としてくれる?
声なき言葉 相手に届きますように
風が吹けば消えてしまうろうそくの炎
愛も同じ すぐに消えてしまう?
消えたら また火をつければいい
それとも消えないようにー
本の表紙の紙の手触りが ちょっと和本のような
ネット友人に薦められた作品です
その方の趣味とセンスは 信頼が置けるので まとめて四冊買ってきました
こんなふうに暮らせたらーちょっと憧れてしまう物語達
形を変えても夢を失わない人々が暮らしている本です
自分もこういう長屋に住んで、コーヒー挽いて過ごしたいですね。
同じ作者の「そこをなんとか」も買いました
今夜の楽しみです♪
実在する職人路地 眺めるだけでも 行ってみたいです