シスター・クローダ(デボラ・カー)は院長に呼ばれモブへ修道院院長として 片腕としてシスター・ブライオニーほか 周囲を明るくするシスター・ブランチ
ベテランのシスター・フィリップ
また転地療養も兼ねてシスター・ルース(キャスリーン・バイロン)を連れていくように言われる
「一人で責任を 全て背負うのは無理です
院長は全ての人々のしもべであることを忘れないように」
モブはエベレストに囲まれた非常な高地 そこのライ将軍の代筆を変わり者の英国人ディーン(デヴィッド・ファーラー)がして依頼してきたのだ
かつて将軍が呼んだ修道士は一人だったが半年と持たなかった
すっかり廃墟のようになった宮殿を管理するアヤも懐疑的
アヤは修道女が来ることをよく思っていない
身分高い方の愛する女性が暮らす華やかな場所だったのだから
将軍は修道院に病院の治療する診療所と 子供達の教育の場所となることを期待していた
修道院に行けば金をやる
修道院近くにはライ将軍の身内となる聖者がいて村人は彼のところへやってくる
ボロボロの建物を暮らせる場所にすること
畑を耕す 薬草を育てる 病人や怪我人の手当てをする
五人の修道尼には数え切れないほど仕事があった
水も合わず 発疹が出る
ディーンは忠告する 「治せない怪我人や病人には何もするな」
無学な村人たちは 良かれと思って与えても 悪い結果となれば それが修道尼のせいだと思うから
シスター・クローダは時を知らせる鐘をつく
鐘は断崖の際にある
ライ将軍は修道尼を呼んだのは成功だったと満足そう
夜 シスター・ブライオニーは シスター・クローダの部屋に来て「眠れなくて」
皆 疲れています 水道管は壊れ
彼女たちが今までいた場所とは余りに環境が違いすぎた
シスター・ルースはディーンが何気なく言った「有り難う」を自分の中で膨らませていく
多くのことはディーンに頼るしかなく 生活習慣が異なる村人との接し方一つさえ 修道尼達には悩みの種だ
ディーンは孤児のカンチ(ジーン・シモンズ)を連れてくる
修道院で暮らすようになるカンチ
野育ちゆえ奔放だ
将軍でもある若い王子が学びたいと修道院にやってくる
カンチ 王子の気をひこうとする
王子の持ちこんだ黒水仙の香水にシスター・クローダは心乱れる
結婚するものと思いこんでいた幼なじみ しかし彼はアメリカに渡ろうと思っていた
小さな町のこと
彼女は修道院に入った
修道院の暮らしで忘れていたことを この土地は思い出させるのだった
21年の修道院生活のシスター・フィリップさえ 転院させて下さいと願う
過去を思い出させる
いつも明るかったシスター・ブランチも やってはいけないミスをおかした
結果 修道院から人が消える
村人が来なくなる
シスター・ルースは ひたすらディーンへの想いを募らせ ディーンと話す機会が多いシスター・クローダへの憎悪を募らせていた
派手やかなドレスと化粧品など取り寄せ なまめかしく装い シスター・クローダを出し抜き 高笑いしながら脱走する
恋しいディーンのもとへ
シスター・クローダに惹かれるディーンには 迷惑なだけだった
「君たちは狂っている 俺を巻き込むな
誰も愛してない」
徹底的拒否にルースは気を失う
意識取り戻したルースは修道院へ戻り シスター・クローダを見張る
シスター・クローダが鐘をつき始めると 断崖へ落とそうとして 自分が落ちてしまう
シスター・ルースを演じるキャスリーン・バイロンさん怖いです
出番ごとに どんどん恐ろしさを増していきます
最後の鐘の場なんて 「ブラック・スワン」のナタリー・ポートマンよりはるかに鬼気迫るものがあります
最初はちょっとシスター・クローダへの不満と反感を表情に宿らせるくらいですが
眼を異様に光らせたり
顔が出番ごとに魔女化していき 最後は鬼になっています
腺病質なシスターが鬼女に
シスター・クローダと修道尼達は撤退を決めます
出発の用意をするシスター・クローダのもとへ王子が謝罪にきます
ディーンも見送りにきました
シスター・クローダ「雨期まで いられなかった」 彼女はディーンに頼む
「ルースの墓を守って」
ここでの仕事に失敗したクローダは主任修道女に戻り生きていく
神の「試練です」
村の少年ジョセフが いいです
なかなかに芸達者
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