姑が退院した
先日 姑が入院している病院の看護師さんから連絡あり 姑が入所している施設の方とも話し合って退院の日が決まりましたーと連絡あり
退院に必要な品を持ち 施設の方が姑を迎えに行って下さる手はずになっていると教えて下さった
それでその退院の日が 私が面会を予約していた日であったので 姑への面会を退院前日に変更して
入院する前よりは血色も良くなり〈生きている人間の皮膚の色〉
でも はい退院嬉しいねーと喜べるほど元気になれているわけではない
それでも小さな声で言葉を発した
話しかければ 声がする方へ眼を向けてくれる
少なくとも 今にも死にそうな雰囲気はおさまっている
病院には 退院の日も来ること その時に入院費を支払いたいので 精算をお願いできますかーとか 色々お話させていただいて帰宅
31日は施設の方が迎えに来られる半時間前に病院へ行き まずは支払いを済ませた
お迎えに来てくださった施設の方も病室には上がれないので 退院の為の姑の着替え 荷物をまとめるのも全て看護師さんのお仕事となる
車椅子の姑を看護師さんお二人で一階まで送って下さって
それから姑が入所している施設へ
担当して下さる介護の方々 看護師さんとも姑のことでのお話
姑は車椅子からベッドへと 移された
その姿はこじんまりと小さい
施設の方は「看取り」という言葉を使われる
看取りの状態であること
もう自然に・・・終わりを待つしかできない状態
静かに静かに
その覚悟をしなくてはいけない
できてなくては いけないのだ
ところで 確か母の最期の入院の時だったか
看護師さんに言われた
和装寝間着を用意していてほしいと
母が死んで20年近い
その頃は どの店でも和装寝間着は売られていた
だから父がいよいよ危ないという入院の時も 哀しいことだが用意しておいた
姑の退院が近いと教えられてから 私が捜したのは和装寝間着だった
しかしイオンも心あたりの店も 「売れないから扱っていない」
そういえば以前 私が肘を骨折 着替えが不便なので 自宅用に和装寝間着を購入したのは ネットで探してだった
施設の方が姑の足がむくんでいるから 足首が緩めの靴下があればーと言われて 施設からの帰り道 寄った「しまむら」
ここでダメもとでねまき売り場を覗いたら あんなにどこの店でも無かった和装寝間着がありました
Mサイズ
これが必要になるのは亡くなった時
それでも一応は用意しておかなくては・・・・・
姑の命の蠟燭があとどのくらい残されているのか わからないけれど
駄目ですねえ
覚悟なんてできやしない
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ごめんなさい