絵入り随筆 エッセィ・つぶやき

自作の油絵・水彩画、デジタル写真等を入れて、季節の移ろい、雑感などを書いていきます。

ルーフキャリーの強度

2005-09-06 07:26:11 | Weblog
展覧会に絵を出品するときは美術品搬送の専門業者に依頼するか、自分で運ぶかの方法がありますが、私は以前から自分の車の屋根に乗せて運んでいます。
展覧会場が上野の都立美術館ですから自宅から90分程度で運べるからです。
業者さんだと取りに来る時間に居なければいけないし、お金もかかりますから、自分で運ぶメリットは大きいです。
私が使っているSAABという車は専用のキャリーが有ります。
屋根にしっかり固定させる、うまい仕掛けがあって、加重制限は50kg、速度は100km/h以下にするよう取説に記載されています。
今まで乗り継いできたどの車よりもしっかりした構造ですから、おそらくその何倍かの負荷に耐えられそうですし、荷物さえ耐えられるならば速度もその倍出してもキャリーはびくともしないと思われます。
絵は風圧を受けるとキャンバス地が、バタバタするから絵の具が、ひび割れとか剥離を起すので絵を積んでいるときは、50km/h程度の速度が限界です。
私がヨーロッパのハイウエイを走るときは150km/hくらいでクルーズしていますから、SAABがその程度の速度には耐え得るキャリーを備えるのは当然なのかも知れません。

                             2005/9/6