春日部の郊外を車で通りかかったら、燃えるような深紅の固まりが目に飛び込んできた。
深紅一色の見事な葉鶏頭だった。
車を降りて手入れしているおばさんに声を掛けてから写真を撮っていると、苗があるからあげる、と言って何本か引き抜いてくれた。
葉鶏頭の脇に葉ボタンが咲いていた。
私が、葉ボタンは綺麗な苗を買ってきても翌年は八重が一重になったりしてしまう。と言うと、おばさんが、だから良い花だけを残して、後は取り除いておかないと駄目だと教えてくれた。
園芸種は、ほうっておけば祖先帰りしてしまうのだ、と気がついた。
おばさんは、もうすぐ種が出来るから、今度通り掛かったら私が居なくても勝手に持って行って良いよ。と言ってくれた。
品の良い、姉さん被りがよく似合う人だった。
写真も葉鶏頭よりおばさんを写した方が良かったと悔やまれる。
2005/9/7
深紅一色の見事な葉鶏頭だった。
車を降りて手入れしているおばさんに声を掛けてから写真を撮っていると、苗があるからあげる、と言って何本か引き抜いてくれた。
葉鶏頭の脇に葉ボタンが咲いていた。
私が、葉ボタンは綺麗な苗を買ってきても翌年は八重が一重になったりしてしまう。と言うと、おばさんが、だから良い花だけを残して、後は取り除いておかないと駄目だと教えてくれた。
園芸種は、ほうっておけば祖先帰りしてしまうのだ、と気がついた。
おばさんは、もうすぐ種が出来るから、今度通り掛かったら私が居なくても勝手に持って行って良いよ。と言ってくれた。
品の良い、姉さん被りがよく似合う人だった。
写真も葉鶏頭よりおばさんを写した方が良かったと悔やまれる。
2005/9/7