鵠沼・昔砂丘の一本松

湘南藤沢住人の記憶の手掛かり …… フォト・ブログ

瀬谷・徳善寺

2010-04-02 | 横浜


瀬谷図書館の前を通って、南に向って進むと、大きな寺の前に出ました。
瀬谷山徳善禅寺でした。
山門が立派なので、敬意を表して境内に入りました。



徳善寺は弘治元年(1555)の創建で、開山は玄室泰存禅師、本尊は釈迦牟尼仏のようです。


参道の左手に茂っていた木です。何気なく通り過ぎました。


帰りがけ、木の下の掲示に「タラヨウ」とあるのに気がつきました。
この木の葉の裏に傷をつけると黒く変色するため、字が書けるのだそうです。
インドにも同じようなタラジュ(多羅樹)という木があり、
そのためタラヨウ(多羅葉)と呼ばれるようになったそうです。
「はがきの木」「郵便局の木」と呼ばれることもあるそうです。


境内側から見た山門です。表に「平成門」という額あったので、
平成に入ってから建立されたのでしょう。