サバ神社探訪の第12号は今田の鯖神社です。
湘南台の図書館と中学校の間の道を境川に向って下り、畑地に出たところで左に行くと、
左側に鳥居がありました。
今回が最後のサバ神社ですが、全部廻って分かったことは、
正面に「鯖神社」の神社名があるのはここだけでした。
鳥居から境内に向う参道は、舗装された緩やかな道です。車止めがありました。
境内に入ると、社殿が一段高くなっています。裏山が明るくなっていますが、宅地化の影響でしょう。
社殿も周りの石垣も、まだ新しい感じがします。
社殿正面の「鯖神社」の額も輝いていました。その横には監視カメラがありました。
境内右手には、社務所、神楽殿、神輿倉がありました。
境内左手には、由来の掲示がありました。
祭神は源義朝、創建は元禄15年(1702)、
文政9年(1826)再建、昭和8年(1933)社殿等改築と記されていました。
社殿に上がる石段の左に、由来以降の再建の記念碑がありました。
鯖神社は、平成8年の放火で焼失、平成9年3月再建、
平成13年3月不審火で焼失、平成14年6月再建、と記されていました。
きびしい歴史のある神社です。
もうひとつ面白い掲示がありました。境内の地下に遊水地があるのです。
これは推論ですが、度重なる火災の結果、
監視カメラの設置され、消火用の貯水槽と車が入れる舗装された参道が作られたのでしょう。