サバ神社探訪第11号は大和市・下和田の左馬神社です。
国道467号線と東海道新幹線が交差する地点から、東側に入った段丘の境目にありました。
道に迷って一度段丘を下り、坂道を上って木立の中の階段を見つけました。
参道の石段から境内を見たところです。
石段を上った左手の石灯籠です。「鯖大明神」の名前が刻んでありました。
右手には鐘楼がありました。宝暦4年(1754)に鯖宮山真福寺から寄進されたようですが、
真福寺は大正末期に廃寺となったので、詳細は不明のようです。
境内に入って、先ず驚くのは正面の建物が社殿でないことです。
近づいて見ると、がらんとした神楽殿のような造りで、
この日はゲートボールに興じる人達の荷物置き場になっていました。
社殿は、この建物の裏手にありました。
参詣する人は建物の右手を廻って、社殿の前に出るようになっていました。
新編相模風土記稿に、「寛文10年(1670)の棟札あり」と記されているようです。
これは社殿の正面から、建物越しに境内を眺めたところです。