国立科学博物館の特別展「グレートジャーニー・人類の旅」を観に行きました。
私の目的は、アフリカ・タンザニアのラトリエ遺跡で発見されたアファール猿人の足跡化石と、
その他の骨の化石をベースに復元された猿人の姿を見ることでした。
足跡化石は写真だけですが、足跡の詳細な等高線表示も展示してありました。
アファール猿人は、約360万年前の人類で、足跡化石から直立二足歩行の確かな証拠が確認出来たようです。
復元されたアファール猿人の家族の姿は、人類が歩き始めた頃のイメージとして作られたものです。
21世紀の後期高齢者が腰痛に悩みながら歩き続ける現在の姿は、ここからスタートしたことになります。
特別展の主題は探検家関野吉春による人類がアフリカから全世界へ拡がった道筋の10年に及ぶ長い旅の展示でした。