鵠沼・昔砂丘の一本松

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粟船山常楽禅寺

2014-03-21 | 鎌倉



横浜鎌倉線の常楽寺交差点です。
目の前に粟船堂菓子舗が見えるので、この先に粟船山常楽寺があることが分かります。



嘉禎3年(1237)開創と伝わる粟船山常楽寺の山門前の参道です。



この山門は万治元年(1661)の建立で、「粟船山」の扁額が掛っています。
「大船」という地名は、この「粟船」によるという説があるようです。



山門を入って進むと、中央に開山手植えの大イチョウがあります。
石碑によれば、大正6年の大風と大正12年の地震で徐々に傾き、昭和13年の暴風で倒れたようです。
翌年復旧を計り、現在は若木が取り囲んでいます。



本堂は昭和45年(1970)5月の再建です。



本堂の中央には釈迦如来坐像(江戸時代)、右手には蘭渓道隆坐像(室町時代)が安置されています。



本堂裏手に、北条泰時の墓等が並んでいますが、この墓石が気に入りました。
鎌倉時代の高僧、大応国師南浦紹明の墓です。