【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

奈良発八月十五日

2007-08-15 | デジカメ紀行


近鉄奈良駅に降り立つと、もうみんな足早に“ただ目的はひとつ”のように歩いてます。
登大路を東へ東へ、私も付いていきました。
以前なら、燈花会の灯りが道案内をしてくれていましたが、もう昨日で終わってます。
暗い奈良公園の中をひとまず飛火野へ。。。
ここではもう慰霊祭が行われているはずです。

奈良県出身の三万柱の英霊を供養するため神式と仏式の両方が続けて行なわれる大変珍しいものです。
午後六時から春日大社宮司が斎主となっての神式の祭典、七時から市内34ケ寺の僧侶による仏式の慰霊祭
八時、大文字に点火されます。
奈良大文字送り火は昭和三十五年八月十五日、奈良県内の戦没者約三万人の慰霊と供養を目的に恒久平和を祈念する行事として開始されました。

「大」の字は宇宙を意味するといわれており、「大」を形作る火床の数は、人間の煩悩と同じく108ツあります。
「大」の大きさは、第一画目が109m,第二画目が164m,第三画目が128mあり、日本最大級を誇ります。
高円山にまもなく大の字が点火されます

こういった内容のアナウンスが途切れ途切れに何回も会場に流れていました。
「あと10分でいよいよ点火されます、皆様大文字に向かって合掌しましょう・・・」と
やかましいくらいにマイクから女性のアナウンスが・・・・

今年のはちょっと大の字が途切れてましたね・・・・

そしてすぐに大仏殿の方へ早足歩きで・・・南大門までのお土産屋通りの参道では夜も遅いのに鹿さん達がウロウロ、観光客にスリスリ・・・
おおきな図体なのにお目目パッチリでカワイイ~~


大仏様のお顔が窓から見れるというこの日
「立ち止まらないで下さい・・・」と何度も何度も「そこ、立ち止まらないで下さい・・・」
で、こんな写真がやっと・・・
立ち止まってキッチリ撮りたかったぁ~~


【大仏殿の中門が開かれ、無料で拝観できる。
普段は閉まっている大仏殿の桟唐戸(さんからど)も特別に開けられて大仏が顔をのぞかせ、幻想的な雰囲気に包まれる】
こんな記事をガイドマップで見つけて期待度100%。
やっぱりね、窓から覗いた大仏様のお顔を見た途端、あんまり信仰心の持ち合わせてないわたしでも、なんだかゾクゾクっときましたね、怖くてじゃないですよ、感動しましてね・・・

大晦日にもこの窓から大仏様のお顔が見れますよ。
友人のお嬢さんが春日大社の巫女さんのバイトをやってるからおみくじ買いに来て・・・という10年以上も前の大晦日に見に行ったことがありました。
寒かったぁ~~

おまけ(関係者さんより)



大文字の高円山にハイキングこちら