【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

【折々の花】 散歩道で・・・・  

2007-08-27 | 折々の花
スズサイコ(鈴柴胡)



「なんと言うても、可愛いのんよ」とKさんの一番のお気に入りの野草。
Kさんに教えてもらってスズサイコとの初めての出会いでした。
草むらの中に探すのが困難なくらい楚々と咲いていた。

コニシキソウ・・・小錦草(トウダイグサ科)

地面をはう夏草、友達の野菜畑のアゼに咲いていました。
撮っていたときは気づかなかったのですが、マイピクチャーで見てると「おや?もしかして水孔?」「ピンポ~ン 水孔でした」→水孔
あの巨体小錦さんを連想させますが、名はこちらの方が先輩デス
「小さい錦草の意で、赤く細かく分枝した茎と緑の小葉を錦とみた」とあります。
花もちっちゃく×2かわいいです。

ツリガネニンジン(キキョウ科)

散歩道で初めて見つけたときカメラ無携行、翌朝「まだ咲いているかな?」と思いながら歩いているとまだ咲いてました。早速パチリ!!
「こんなん咲いてたわ」ってKさんに見せると「玉水橋の手前の左側の柵のあるとこでしょ?」って、お気に入りの野草はみなお花の現住所を知ってはります、彼女は・・・・

花が釣り鐘に似て、根はニンジン(薬用人参)に似ているのでこの名前がついたそうです。
実際に根は痰切り薬として利用されてるそうです。

「山でうまいのは オケラに トトキ 嫁にやるのも おしござる」
トトキはツリガネニンジンの古い呼び名である。
春先の若芽はこの歌のように美味で山菜料理の横綱格であるという噂ですよ・・・・

カワラマツバ(アカネ科)

川原は夏は焼けて暑く、冬は寒風が吹き、時おり洪水にも襲われる。
恵まれたとは言えない環境、なのに、植物が好む場所はさまざま・・・
川原000とつく植物は15種類もあるそうです。
この花は松葉の名のように、葉はゴヨウマツに似ている。
花の本(花おりおり)には「花は貧弱でも、ブドウの香りがする」とあった。
「え~~っ??」さっそく、明日の朝クンクンしなくちゃ・・・・

ヘラオオバコ(オオバコ科)

細い葉っぱで茎は長くユラユラと風に揺れるこの花はなんと花粉症のアレルゲンだとも言われている(スギやヒノキに比べるとそんなに悪さはしないみたい)
花の本によると、風媒花と紹介済。風媒花参照
ムシや鳥を引き付ける派手な花でもない、また、良い匂いがするわけでもない、風が媒介するのだからいたって地味・・・・
でも、足元で可愛く、地味に咲いていると愛しいものです。

ツルボ(ユリ科)

可愛い星形の花が連なり、暑い夏の盛りに涼しげに咲いています
天明の大飢饉(1782~87)の際、三日三晩水を替え煮食する惨状を記録した書が残っているそうです。
ツルボの語源はむけばラッキョウのようなツルツルの球根の略「つる坊」にあろうといわれている


↑ツルボの群生地(2006年、夏撮影)

早朝、コロと散歩のとき、ふと足元を見ると、可愛い花が咲いてます。
自然の雨と、お日様の恵みを受けて、その時期がきたらキチンと咲いてくれるんですね・・・・・