うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

昨日のテレビ

2006年01月06日 10時18分00秒 | わたしの日常です。

 昨日のテレビを見て感じたこと。
 朝にヒューザーの小島進社長のインタビューが流されていた。
 マンションの耐震強度の被害者にとっては晴天の霹靂であり、これからの人生に
対する災難であったと思う。
 実はわたしは、当時この会社の社名が日本ハウジングセンター(?)と言ってい
た頃、小島社長とは6,7年前に一度会って名刺交換をしたことがある。以前に勤
務していたNグループ会社では不動産業もやっていた。その関連会社が川崎市の川
崎大師近くの某金属会社の社宅跡地をマンション用地に売買の仲介をしたのであ
る。それは「グランドステージ江川」である。施工会社は木村建設㈱であり、外構
工事の見積りをしたが金額が合わずまとまらなかった。わたしには植栽プランがチ
ープなものだったという印象が残っている。
 11月以来、耐震強度問題の子細が次第に明らかになるにつれ分かってきたが、
どうもこのマンションもそれに該当するようだ。

 いかにも悪人づらではあるが、しかし人間は分からない。小島進社長はたたき上
げの経営者だ。自身の幾多の体験のなかで物事を学んできた人である。次々に起き
る事案に対する問題処理能力についてはなかなかに端倪すべからざるものがあるよ
うだ。この時のインタビューでは構造計算の件で、検査機関のコンサルティング会
社と国交省の責任を追及していたが、良し悪しは別にしていやらしい所、物事のツ
ボを衝いている。
 しかし、今回の件では国交省の役人が表に出ていないのなぜか、建築主事の能
力、建築基準法と刑法・民法との法的整合性はどうかなどなど、気になることだら
けである。

 そして、もうひとつ、建築業界が表立って発言、行動していない、なりを潜めて
いる。解決策を出すべきだ。郵政民営化の時には銀行・保険業界が沈黙していた。
調査報道を重視しないマスコミも悪いが、自分たちの身の回りの損得がからむと、
しばしば日本の社会はこういった状況をあらわす。もっと公然と意見を交わしても
いいだろうに。こういう世相について、わたしはあまり好きではない。

 実はここで、テレビ朝日で放映された<徹子の部屋>に触れたかった。
 高橋尚子が出演していたのである。他人のせいにすることのいやしさ、そのおの
れの弱さを克服する強さ・潔さはなんとすがすがしいことだろう。あやかりたいと
ころだ。


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