うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

そして、五島美術館・蒼海 副島種臣展へ

2007年06月19日 06時46分36秒 | わたしの日常です。
おとといは忙しい日曜日。4時起き。天気は晴れそう。にぎやかなすずめ、せわしなく子供へえさを運ぶつばめ。清澄な音律を奏でるウグイス。そして時々は不気味なキジバトの濁音の低い鳴き声が聞こえてくる。ここは周囲をみどりに囲まれた住宅地だ。
 もうすぐ夏至だ。

 それに反して、わたしの今日の一日は一心不乱の日だ。05:00から06:00間で受験テキストを読む。この4,5日間でやっと完了。ほかは公式ガイドブックにざあっと目をとおす。なあんだこれから手を付けたら分かりやすかったのに、いつも試験勉強はモチベーション(なんとまあ、今風で格好いい言い方!)を上げ集中力を高めるのにうまくいかない(怠け心をしつけるのに苦労する?)、わたしの場合はいつも、問題集中心の実戦型だ。今日は2級CAD利用技術者試験の日である。
 これは、後で知ったのだが60点満点の42点が合否のボーダーラインらしい。わたしの予想ではなんともいえない。60問60分の即答式でもあったので時間もなかった。

 08:35に家を出て家内に駅まで送ってもらう。会場のヒューマンアカデミー千葉校に10:00に着く。11:30に終了、知り合いとだべり、その後、千葉駅コンコースにある日赤の献血コーナーに向かう。400cc献血、わたしにとって毎度のことであり、要請のはがきが数日前に来ていた。ひょっとしたらと思って献血手帳を見たら、なんと今回で25回目である。40分ほどで終えた。次いで千葉駅構内にあるマロンドに行き、今日は特売日の1ケ¥70のアンパンなどをしこたま買い占める、合計¥1,076なり。
 それから、総武快速線に乗り品川へ、大井町で東急線に乗り換えて上野毛駅に着いたのが15:00頃か。住宅街を抜けて目指すは五島美術館だ。
 今日は副島種臣の書の展示の最終日だ。生地である佐賀県佐賀市以外でこんなにまとまって見られるのは初めてらしい。何がいいのか、その闊達さがいいのだろう、しかしわたしにとって今は情けないことに、ほかの参観者のようには堪能する精神的ないとまがない。余技の書が、本業以外に優れているとはどういうことだろうか。表現という芸術と、政治という実人生をかけた生々しい行動の違いか。副島種臣は明治の元勲のなかでも後半の人生は失意の生き方を送ったのである。
 日本庭園も見る。電鉄系のものと思わず比べてしまう。急斜面の敷地にはやたらに仏像・石像・五重塔・灯篭などの石造物が多い。はっきり言ってキッチュである。争闘の人生を送った創業者の五島慶太が晩年になって仏の世界に彼岸を見ようとしたのか。管理面は言うまでもないが、やはり、東武グループの根津美術館の方が庭園の完成度が高い。
 16:00頃品川駅を発って帰宅は18:45になる。
      

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