うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

小沢一郎さんのこと

2007年11月08日 07時23分14秒 | わたしの日常です。
秋天の日。
 小沢一郎さんのことだが、わかりづらい性格との評価がある。わたしは別にそれほどとは感じていなかったが、どういうことだろう。
 岩手県からは文学的には石川啄木、宮沢賢治が出ている。
 政治家などには、戦前には原敬、後藤新平、新渡戸稲造、斎藤実、米内光政がいて、戦後は鈴木善幸がいる。きわめて多いのだ。そして一般的に驚かれる事実として、日本の首相を輩出した出身県として、山口県に続いて2番目なことである。東日本、ほかの東北5県、北海道からさえ一人も出ていない筈だ。
 政治上のリーダーは日本の真ん中からは出てこない(神奈川県出身の小泉さんは異例中の異例)、首都圏、都市部からは出てこないのである。多分、自己保身欲と自己主張が巧みなだけで全体を見る視点、行動する範囲が狭いのではないか。

 人間は生まれ育った環境に左右されたり家系・家庭・家族に影響されてその性格がつくられてくる。岩手県は江戸時代ぐらいから地勢的に北側の3/4は盛岡藩南部氏、残りの南側1/4は仙台藩伊達氏の領地であった。(もっと正確に言えば、現在の青森県の津軽藩も南部氏の支配していた土地) ここは蝦夷地扱いされる外様である。昔から辺境の地であった。
 気候的に寒く、やせた土地は耕作に不適でほかの東北地方の他県と比べて田んぼも少なく畑も果樹園も少ない。山林も建築用の材木になるような木が育たない。唯一、商品として知られるのはくぬぎ・こなら・くりのきの雑木で焼いた炭のみである。
 生活水準も低く、ある年代の人には記憶があるであろうが、‘物言わぬ民’、‘日本のチベット’と蔑視されていたことがある。

 岩手県の出身のわたしの田舎は、かれの選挙地盤であり、昔は父君の小沢佐重喜が衆議院議員をしていた。

  <続く> 
         
コメント
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