うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

この木、この花はなに?(珍しい花壇草花)5--解答します。

2008年09月18日 06時17分40秒 | ガーデニング・庭づくり
 このクイズは〈9月10日〉のUPです。

 この木、この花はなに?(珍しい花壇草花)の第5回目です。
 今回も鉢植えでご紹介、この樹木はなんでしょうか。意外とわたしたちの身近に古くから出回っていますが、地味なせいか目立たず開花時のときのジャスミンの芳香で気づくことがあります。
 これは通称名、商品名ではなく正式な植物名でお答え願いたい。また、沖縄県・琉球列島に在住またはご出身の方は解答をお控えください()。もちろん、植物に詳しいと自負される方はお考えください。
 わたしは、過去に東京都港区白金の物件で一度だけ植栽計画に採り入れました。

 1.常緑小高木です。
 2.ミカン科○○○○属です。
 3.この植物は本州以北では珍しいでしょう。ましてや特徴のある開花を見た経験のある方は少ない。
 4.赤く熟した小さな実は食用になります。
 5.写真は半枯れしたせいで樹形が悪い。つぼみがかすかに写っていますが、わが家では今頃から花が咲き始めます。

今回はヒントはありません。
 解答は、一週間後にここへ書き込みます。

*****   *****   *****   *****   *****
それでは お答えします
 これはゲッキツ(月橘)です。ミカン科ゲッキツ属。
 国内旅行で沖縄に行かれた方は、この木が民家などで生け垣として使われたものをご覧になったかと思います。小枝をどんどん伸ばしライムグリーンの細かい葉をつけ、樹木全体が柔らかい印象を与えます。萌芽力旺盛で、整形的な刈り込みに耐えます。
 入手時期は、10数年前、当時住んでいた団地の商店街で電気製品か何かを買った際に景品かでいただいたもの。ゲッキツは観葉植物で流通していた。現在でも、本州以北では露地での冬越しは難しいとおもわれる。

 東京都内白金のお風呂屋さんでの植栽計画には、湯船のそばに緑地スペースを設けて植え付けた。自然の通風が望めない、露天風呂風の設計コンセプト。いわゆる、インテリアガーデンになります。温度、低照度、湿度、排水、空調とかの風の動きなど室内気候に注意した。用土は人工土壌で支柱は設けない。
 下草はタマシダ、クサソテツ、ヘデラ・カナリエンシス、それに白い花の咲くスパティフィラムなどの観葉植物、中木は株立ちのアラカシ、ハナミズキなど、ほかはこの辺、つまり関東の山中の灌木、ヤマモミジ、オトコヨウゾメ、ガマズミを配植した。お客さまの強い要望で、わたしは逡巡しながらも、思い切って海棠や桜も入れたもの。
 ちょっと、植栽デザインとしては奇抜だったかな。今はどうなったか。これは男風呂ですが、女風呂は窓外をやや日本庭園に仕立てている。場所は北里大学の通りでこの施設の入口には港区保護樹木に指定されたイチョウの大木がある。近所にお住まいでご利用の方はご覧になってみてください。
 どうぞ、このことで、特にご意見ご感想をお寄せください。
  アクアガーデン三越湯

 皆さんはいかがでしょうか、正解になりましたか。
       

 申し遅れました。ガーデンデザインについてのご相談に際しての連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお問い合わせください。
       


コメント
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