うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

わたしも、サクラです

2009年07月21日 15時19分04秒 | ガーデニング・庭づくり

 暑苦しい日々がつづく。
 しかし山にはこんなにもひっそりと可愛らしい赤い実のサクラがある。さくらんぼほど大げさでなく小粒と形容したらいいだろうか。熟すと黒くなり一応は可食できるが、薬学の世界では漢方薬に利用されている。山桜より樹形がスマートだ。
 だが、関東の里山にはこんな木はどこにもある。今のところ、白い小花では観賞価値ものぞめず、薪炭材の用途には期待できず、建築材料にはとても無理だ。
 人間で言えば哀しいことになるが、実は使い道のない樹木だ。
 
 どこかで気づいたら眺めてください。あるいは、心に余裕があったら振り返ってみてください。
 ところでところで、このサクラの名前はなんというか?。各自それぞれ、思い描いてください。
    
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山百合も、もう少しで・・

2009年07月21日 06時16分26秒 | わたしの日常です。
今朝は、やや涼しい。

   撮影:7月16日午後
  
 これは公園予定の現場の山百合である。今のところ、自生地が道沿いにあり、里の散歩や山野を遊弋する者たちから盗掘されないように、なんとか、梅雨前から保護してきた。
 コナラやクヌギなどの落葉樹林の中、林床には篠竹(アズマネザサ)が一面に生い茂っている。灌木野草もはびこる。ほかに、山百合にすがり日照をもとめて上へ伸びる、木本類のクズやクマヤナギ・サルトリイバラ、草本の自然薯・ノブドウ・ヘクソカズラなど、絡まり、持たれかかりいろいろなつる草がある。
 百合の花は、あの日本人になじんだ刺激臭を持っている。近辺を歩くと、その香りでみんなが気づく。梅雨もあけて真夏になったというその風情こそが、山百合のレーゾンデートルだ。

 それはさておき。
 さて、いつ咲くか。
       
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