うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

上総掘りの痕跡でしょうか・・・

2010年03月08日 05時55分55秒 | わたしの日常です。
暦の上では、「啓蟄」も過ぎた。来ないかなと思われた春一番も2月下旬に来た。徐々に温かくはなっているが、この頃は雨がちのいやな天候が続いている。
 “三寒四温” にはまだ早い気がするが。
 街中では、あるいは花見用の小川の淵沿いには、ここ、数年来大流行のカンヒザクラ系の早咲き、 「河津桜」も気づくと濃いピンクの花を付け始めた。わが家の庭先の ニシキギや 雪柳は新芽をのばして、そろそろ目新しい野鳥が顔を出し始めた。
 わたしたちにとって春の到来は、森羅万象、自然の変遷につれて社会、世事、人事とも気が早いほど良しとする。あと一カ月もすれば春はたけなわである。春の息吹ということか。

  ところでこれは何? これはある大学の構内のデコボコした地面。
     
  写真の左側斜面の下に目印のために空き缶を置く。その場所は、5cm位へこみ大きさは直径1mでしょうか。実はこれは井戸を埋めた跡。当時は、右側の芝生地でやぐらを組みひごぐるまを使い人力で掘削した模様だ。この地域の地層では、掘り進むと約20m位で地下水が湧出する。千葉のご当地ではなじみになっている 「上総掘り」の痕跡です。
     

          
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらも・・・

blogram投票ボタン